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【理生日光実習】7月の授業終了後すぐに、日光植物園で理生の日光実習が行われた。いつものB系のメンバーでの合宿だから、楽しくも騒がしい合宿になるに決まっている。今回は教官まで面白かったから、色々とカオスな実習になった。その様子を多少いい加減に描いたので、是非流し読みしてくださいな!(笑)












すみません、時間がないので6月をすっ飛ばして7月末の日光実習について書くことにしました。
6月の様子はおいおい更新するのでこの記事の下をご覧ください。

(いつもの調子に戻る)
7月の24から27にかけて、理生の植物実習日光に行ってきた。これはその記録である。

・7月24日(1日目)
実習開始は13時だが、日光は行くまでに時間がかかる。しかし!船橋には東武野田線が走っていて、東武線を乗り継いで行けば日光まで着くのだ!
ってんで、小学校時代の日光修学旅行の記憶をたどりつつ船橋→柏→春日部と乗り継ぎ、春日部で日光行に乗る。…そこには理生のキチガイ集団が陣取っていた。早速騒がしい車内。あー、日光行ってもいつものムードなのだなw

で、日光につき、昼飯の弁当を買っていざ、植物園である。実は日光植物園は10日前に留学生を連れて行っていたので、宿泊場所は分かっていたのだが…改めて言おう、
何だこの年代もの!!
建物は単なる平屋木造オール畳敷きで部屋と部屋の仕切りは襖のみ窓はガラス戸と障子のみという…4日もここで過ごせんのかなw
弁当を食っている間にも弁当に虫が寄ってくる。あー、これまるっきり生研のキャンプだわ。

そんなこんなで13時になり、実習開始。この日は植物園内の観光解説である。T教官の説明によると、俺らの宿舎は築100年以上らしい。…4日間火事と地震が起きないことを祈るばかりだ(笑)
さて、日光の植物園内はいたるところに水が流れ、清涼感溢れる佇まいである。暑いけどw 園内(正確には園のすぐ周縁)には巨大な淵が流れ、池の数も多いのだ。池にはモリアオガエルのオタマが泳ぎ、夜はホタルも見られる。まあ、水場が多いってことは蚊も多いってことなんだが(事実園内で2か所刺された)…。
で、解説終了(つまり実習終了)は驚愕の15時半。何だこのゆとり実習w

宿舎には風呂があるにはあるが小さいので、風呂(温泉)へ。毎日温泉とか、日本人の血が騒ぐぜ! ちなみに漁協の親仁は体を洗うのにやたら時間を使うと判明。
宿舎での飯は自炊なので、買い出しに。翌日は山に登るってんで大量の水分と活力源のラムネを入手。
夕飯は冷しゃぶというやたら手間がかかるものだったので、結局8時ぐらいになってしまった。しかも(俺も含め)盛り付けに拘る。あらかじめボウルで大量の氷を作っておいた俺ファインプレーじゃんw
それにしても蚊が多い、寝づらいったらありゃしねえ…。


7月25日(2日目)
朝飯は炊き込み飯である。まるっきり生研のキャンプだなこれw
この日は山登りだから、多めに食っておかねえとな…。

さて、この日登るはずだった男体山は土砂崩れがあって登れないらしいので、太郎山と言う別の山に登ることになった。この山は、一回峰に登ってから少し降り、そして小太郎と言う別の峰からさらに登ると登頂するという、半ガチ登山である(コレが実習の説明書では“軽登山”と表記されていたのだからひでえもんだ、まあ登山経験のある人間から比べれば十分軽登山なんだけどな)。
マイクロバスで植物園を出て、いろは坂も中禅寺湖もすっ飛ばして登山口へ。登山は未経験者や体力のない人間を前、経験者で体力のあるものが後ろにと言うことで、大体女子を前に俺やしげひろを後ろにと言うフォーメーションが形成された。…あれ?ピーマンは?ああ、女子陣の中か。おい!貴様の定位置は絶対そこじゃねえだろ!…案の定過ぎて、んな無粋なことは誰も何も言わない(←てのも難だけどw)
さて、俺にとっては久しぶりの山登りだが、これが案外…いや、普通だな。俺自身は予想通りの疲労感である。ただ、俺の後ろを巡って骨肉の争いが展開されていたらしい。俺の後ろは常に落石注意だからねw
で、何度かフォーメーションを交代(ただしピーマンは不変(笑))しながらまずは別の峰の山頂へ。いい眺めだ。…てお前ら、こんなところでへばってたら何もできんぞw

山は下りる方が難しい。落ちるのは登るよりも早いから、足場の選定が難しいのだ。まあ俺自身は半分滑りながらもしっかり下りていくのだが、やっぱり前に石が転がるので今度は俺の前を巡って骨肉の争いが(ry
で、平坦な道になったところでいったん休憩。パンの半分を頬張り、充分な水分を取るとともに、最後の山登りが始まる。
今度は岩の多い登山道が続いた。と言うことで、俺の後ろを巡る骨肉の争いはさらに激しさを増す。時々俺の前から落ちてきた石まで俺のせいにされながら(濡れ衣だよ、全く(怒))、山頂まで爆進。時間的には13時前か。結構かかったもんだな。
山頂で食う飯と言うのは、これがまたいいもんである。最後に記念撮影をして、我々の登山は終了である。…あれ?あんまり植物のこと聞いてないような

“下りるために登るんさ”とは俺がかつて読んだ「クライマーズ・ハイ」の一節である。実際、下山は大変だが面白い。特にロープを使った下山は、何か癖になる。と言うことで、下りは面白かった。前を下りる奴らの写真を撮りつつ、ロープをつかんで滑落するように滑り降りる。いいね!この感覚!…え?岩が転がって前の連中の、道がなめされて後の連中の迷惑?知らん。それを切り抜けてこそ山だ(笑)
そんなもんだから、隊はだんだん縦に伸び、ついにはバラバラに。…おい、先頭の人間しか植物の説明聞けないじゃねえか。ホンマに植物実習なんかな、これw
まあそんなんで山を下りきったが、漁協の親仁、にゃん杉、瑞人と俺は先遣隊として皆に先んじてバスに向かうことに。バスの運転手に本隊が遅れると伝えるためだ。…ハイペースに飛ばしたつもりだったが、あれでも遅れていたのか。

で、皆がバスに集合した帰り道、湯ノ湖や中禅寺湖、いろは坂を撮影しつつ植物園はカムバック。昨日の温泉に入り、山の疲れを一気に抜いた。勿論疲れが抜けきってない奴が大勢いたが(笑)
で、続いて本日の自炊、カレーの買い出し。肉の種類や辛さに対し、アツい議論が行われた(と言っても辛さが苦手な数名がギャーギャー騒いでただけなのだが(笑))。結局、カレーにパイナップルを添えるという方式で解決をとったのである。意外と美味かったなw


7月26日(3日目)
この日から教官が変わり、植物分類を行うために植物園前の淵沿いで植物採集をすることに。車でピストンしてもらうときにまで女子陣5人ととピーマンが一緒に乗ってくるなど、この合宿(いや、実習かw)はネタに事欠かない。漁協の親仁がピーマンに“歩くエゴ”という名前を与えた。言いえて妙であるw
さて、二人組で(相方が鹿野だというのも仕組まれたのか)植物採集である。とりあえず沿道の目新しい植物は全部採集しちまえばいいんだろ!と言うレベルで乱獲。天然記念物でも混ざってたらどうするんだろうか(笑)
沿道にはなぜか鹿野…いや、鹿の骨が落ちており、鹿野が骨格標本用に持ち帰っていたw
沿道には壊れた水門(?)など美しい風景も多かったので、いい被写体である。

昼は教官におススメされた蕎麦屋へ。十割そばと言うから期待も高まる。てか、皆大学生にもなって十割そばとか二八そばとか知らないんだな、若者の落語離れが進んでいるのか(笑)
で、たまたま同じ机だった俺、しげひろ、すずこ、ゆみ公(ゆみ公曰く、理生B系で体力のあるトップ2と無いトップ2)でもう一軒行って、水羊羹を食うことに。120円であれはできすぎではないか!と言うぐらいの旨い羊羹であった。

そして午後は植物標本作りである。植物園の分館のような建物で、皆でひたすら押し花…いや、押し植物作り。時たま教官からタイ焼きやアイスの差し入れも出て、それを食いながらひたすら押し花。なにこの余裕な実習w
それにしても、植物の分類を調べるのは動物以上に骨が折れる…そもそも図鑑で“どこを見たらいいのか分からない”感覚なぞ、動物ではちっこい虫けらを調べている時以外考えられない感覚だからな(←それは俺が植物音痴なせい?(笑))

実習が終わり、温泉に行った後のこの日の夜はいろいろとネタだった。
まずは教官M氏の手作り料理。飲み会のつまみと夕飯をすべて料理してくれるのだが、このメニューがまたすごい!湯葉に始まり、トウモロコシ、トマト、〆サバ、鯛の漬け。さらにフランスパンと高級そうなペースト、麻婆茄子、生ハムメロン(!)、豚の生姜焼きオレンジ風味まで。…これ、絶対俺らには勿体ない料理だよw
そしてそれらをたらふく食い、一部はしこたま飲んだ後、遂にあの教官Tが禁断の地雷を踏みぬいた“聖夜の奇跡”が始まる!最初は酒が入ってテンションマックスで喋っていたのだが、22時22分、ピーマンに向けて禁断のセリフ(学科の誰もが思っていながら、さすがに自重していたもの)をいとも簡単に吐いた!
…もうここからはT公のワンマンショーである。ひたすらピーマンとまおにゃんをけしかけ、残りの我々は部屋の隅で笑いをこらえきれずに大爆笑、と言う地獄絵図が展開されていた。あんまり詳しくはまおにゃんの名誉(ピーマン?どうでもいい)のために書けないが、ヤバい写真がたくさん取れ、腹筋の運動になる(T公はもう腹筋が吊っていた)陽気な夜であった。
ちなみに、その結果の方は、案の定過ぎて面白くないから書く気も起らない。ホンマに下らねえ茶番見せつけられるこっちの身にもなってみろっての、全く(怒)


7月27日(最終日)
飲み会があった割に朝はいつも通り。第一例の二人が何事もなかったかのように絡んでいるのだから、もはや下らなすぎて何も言う気が起こらないという。

さて、最終日は屋外で標本にした植物の解説である。あんまりおもしろくないので略すが、とにかく蚊に刺された(涙)
で、程なく実習終了。

その後が面白いのでちょっと詳しく。
まず、用事があるんだか知らんがダブル杉山だけは早くのバスで帰った。で、我々元気な野郎ども(バンビ、漁協、瑞人と俺)植物園から駅まで歩こうという話になり、なぜかそこにピーマンもついてきた。で、女子陣は資産家ちえきちがいるからか知らんがタクシーでお帰りになることに。
俺らは健脚を生かしどんどん歩く。バンビとピーマンは割と先に行き、残りの三人は周辺の名所や風景を見ながらゆったりと帰る。途中でタクシーに乗る女子陣に追い越され、一応敬礼で見送っておいた。そしてバンビとピーマンに追いついた後の会話。
ピーマン「近くのバス停分かる?まおにゃんと同じバスに乗りたい
(は?こいつバカか?w)奴らはもうタクシーで帰ったよ。そんな下らねえことよりさ、日光名物天然氷かき氷食ってこうぜ!
漁協・瑞人・バンビ「いいね~!」
ピーマン(にわかに焦りながら)…俺は帰る。」
(そして本当に歩き去った)
俺ら4人「バカじゃねーのアイツw」
ストーカーか!!
まあそんなこんなで、帰るピーマンを尻目に、4人で天然氷かき氷(美味なり!)を食い、ゆったりと帰ったのであった。
因みに、後でくぼ氏やすずこから聞いたところによると、ピーマンの方は無事女子陣に追いつき、スペーシアの座席も隣り合いながら幸せにお帰りになったそうです。もうこいつダメだわw

さて、そんなこんなで約一名のネタであふれた日光実習は終わったのだった。
さあ、次はお待ちかね、小笠原の日記だよ!!

【五月祭②】さあ、この記事が五月祭本番だ。今年は主に2か所しか関わらなかった割に、本気でやろうと思ったので中々忙しい祭りとなった。ひたすら笑いを追求し、生物にかけ、その陰でいろんな奴と楽しんだ、そんな五月祭の様子をご覧いただこう!







<五月祭一日目>
この日の行程は以下だ。
理生控室で悠々起床→朝飯→理生の準備→理生の店番→落研の落語会大トリ→ビラ配りつつ昼飯→漫才(戎)→漫才(ディープ)→漫才(べらんめえ口調v.s.(ry)→理生店番(と言う名の賑やかし)→片付け→晩飯→シャワー@つじま家→控室で就寝
…結局2日連続控室に泊まったのである(笑)

朝控室で起床し、東京チカラ飯の朝定食へ。確かに他の朝定食よりスタミナがあるような?
控室に帰ってみずとを叩き起こし、さあ、20年ぶり理生企画の1日目の始まりだ!

とりあえず理生の部屋に行ってみた。そこにはバンビ一家がいた…一家!?そう、チョウザメを運ぶのに親御さんとお祖母様が一緒にいらしたらしい。お疲れ様です(汗)
とかく、搬入されたチョウザメとバンビが書いたチョウザメのテキトーな解説に目を通し、みずとも来たので展示の準備をする。続々と人が集まり、ゆるゆると準備をしていたら…え!?お客さん!?こんな早くにですか!?
そう、我々の展示は安田講堂裏なので、客は30分は来ないと踏んでいたら、祭り開始早々お客様のお出まし(しかも複数人)である。なぜに!?この企画、意外と大成功するんじゃねえか…!と期待が高まる。
遅ればせながら、いよいよ理生企画が本格稼働した。部屋の中央でフィギュアに色を塗ってもらいつつ、隅では理生アニメ(“鯉のぼる物語”愉快な海洋生物たち)が流れる。もう片隅で不気味に泳ぐのはチョウザメだ。で、部屋の一番奥にはほぼ誰も見ないつじまとみずとのポスター展示も完備してある。
客足は意外なほどに好調だった。特にシャチ、次点でカエルとクラゲのフィギュアが飛ぶように売れる。え?クマノミ?ナンヨウハギ?…バンビご愁傷様(爆)

で、出番が近くなったので落研へ。あまり客足は伸びてないな、これは理生にとられたか?(←んなわけねえだろw)
まあ客足を気にする人間ではないので、とっとと着替えて大ネタ「大工調べ」へ。あまりの25分をキッカリ使い尽くし、啖呵も完璧に切ったので、合格点ではないかな。前回ほどの笑いが起きなかったのは客足のせいなのか、練習不足なのか…。

昼休みにビラを配りつつ理生の展示に戻り、ついでに後輩陣の出店を覗いて前売り券を消費した。5件ぐらい食ったかもね(笑)
で、活力の戻った午後の漫才。最初は学年ナンバー1に成長したと自他ともに認める名コンビである。今回は学校モノで、中ちゃんと俺が小、中、高、大と交互にボケるダブルボケ漫才を採用。俺のボケは開成の應援を入れたり、八代亜紀の舟唄を歌ったりといつも通りやりたい放題だ。しかも、最後に小学生に戻り、全く同じ下りをやりつつ電気が消えて声でフェードアウトというとんでもない技巧派エンドを組み込んでみた。結果は…上々!もはや戎の漫才にはハズレがなくなってきた!中ちゃんの原案から俺が調子に乗って改悪する方式は、もはや鉄板となりつつある。
お次は学年1の謎コンビディープインパクトである。こちらも今回はちょっと技巧派で、俺が三線の音とともにアロハシャツ、麦藁帽、サングラス、タオルで出てくるという変態漫才である。そしてバカの話に対して常に沖縄にもっていきつつボケまくる。しかも、暗転後にさらなるボケを三線付きで追加するというこちらもとんでもない終わり方である。結果は…まあ、バカのセリフ飛びが4回で済んだから上々じゃないですか?(←これで上々とか言われてる当たり先が思いやられるわw)
で、最後が1つ下の部長と組んだべらんめえ(ryである。俺がいつものべらんめえ口調でツッコミ、相方が広島弁であるおんどりゃあ口調でボケであるが、その両者が独特の口調でケンカ漫才をするという一風変わった漫才だ。俺にしては珍しくセリフを噛んだが、まあ、それも含めて結構ウケたな。今度またやりたいもんだ。…それにしても部長と組むと忙しいから事前練習ができない。これだけは何とかしねえとな…。

さて、そんな漫才を切り上げ、俺は理生に舞い戻った。
…なんだこの大盛況!
人が溢れんばかりの売れ行きである。しかも、シャチとカエルとクラゲが人気過ぎて、リンさんに増産を頼むほどの勢いなのだ。話を聞くと、理生の関係者の方々もどんどん来てくれているらしい。あのアニメを見て笑っていたのだとか。そりゃそうだ(笑)
で、俺が店番をしている間も俺の知り合いが何人か来て、展示を賞賛してくれた。クラゲさんの人脈は理生の売り上げにも貢献しているのだ。俺はやっぱりなくてはならない存在なんだな(笑)
その後暇をもらい、農学部の水圏水族館とiGEM展示へ。水圏水族館では生研の名誉会長(※バンド上がり)に会い、iGEMでは生オリの後輩を捕まえ、暫く話に興じた。やっぱり五月祭、客として展示も見ておかないとさ!

そんなこんなで1日目を終えた。控室に帰り、フィギュアの増産をするみずとをしり目に俺はとあるプロジェクトに挑んだ。
それは“理生アニメの解説ムービーの製作”である。お客さんから、理生アニメに出てくる生物の解説がほしいと意見を受けたらしいのだ(そりゃそうだ、ツバサゴカイとかコケムシとか誰も知らんわw)。そして海洋生物の解説と言えばこの俺だ。
ってんで、まずはムービーの中で解説すべきポイントを7枚の画用紙にまとめた。ムービーに出てくる生物生態を事細かに書いたのだ。気分転換につじまの家にシャワーを浴びに行き、控室に帰ってきて午前1時から白衣を着て解説ムービーを撮影。しかも一発勝負で!…出来上がりは中々のものになった。やっぱり俺、アドリブの才能の塊じゃん♪

それが終わって一気に疲れたので、フィギュアを作るみずとの横で、煌々と明かりがついている中爆睡。みずとに“よくあの光と音の中で寝られるなあw”あきれられた感心された(またかw)



<五月祭二日目>
この日はこんな感じ。
控室で悠々起床→朝飯→理生準備→落語開口一番→理生店番(賑やかし)→漫才(べらんめえ(ry)→漫才(戎)→漫才(ディープ)→落語大トリ→理生賑やかし→理生片付け→打ち上げ→三日ぶりの帰宅

朝の様子は殆ど前日と変わらないので略。せいぜいチカラ飯の定食が変わったぐらいかw
この日は落研の開口一番なので、理生の準備も大概に落研へ。大急ぎで着替え、開口一番の準備をする。開口一番は、学祭では初のネタ「しの字嫌い」だ。臨海実習でやった時短さの割に結構な笑いが来たので意気揚々と高座に臨むが…
おい、なんだこの客の少なさ!
サクラを入れても10人ぐらいしかいない。もう少し客呼び込んでから始めた方がいいんじゃねえか…。まあ、高座に上がってから引き返すことはできないので、そのまま強行したが、ウケは正直今一つ。逆にあの人数で笑いが上がっただけいいとしようか。

で、ビラ配りを大概にしつつ、理生展示に戻ってみた。理生アニメに混ざって、時々俺の解説ムービーも放映されている。さすがに深夜の撮影のためたいしたものではないが、一発撮り成功だし、理生が誇るアナウンサー(すずこ)に賞賛を頂いたので、突発的な思い付きのわりには成功なんじゃねえか!

で、昼には残った前売り券を消費。マロンが店長の店に行ってみたら、「さっき出て行きました」とか言われた。これが入れ違いって奴か(笑) 
また、理ⅡⅢ15組、つまり下クラの下クラの店に行ってみた。今年から理系にイタ語が入ったので、クラスが若干ずれて、中国語の最初であった10組はスペイン語の最後に変わった。それに伴ってクラス編成が変わったのだ。彼らにはもう少し顔を売っておくべきだったのかな。どうでもいいけど、店に前売り券渡すときって、売りつけられた人の話とか振ると出てくるまで間が持っていいよね(笑)
腹ごしらえをし、理生の部屋に戻ったら、そこにマロンがいた。完全に入れ違いじゃねえかw 後輩サービスと言うことで、俺自身がムービーの解説をしてやりましたとさ。…誰が大根役者とかのウラ話をねw


で、この日の午後は中々にひどかった。なんと、1ブロックから4ブロックに出番を1つずつ放り込まれていたのだ。だから時間が中途半端で、どこにも行けやしねえ…。
簡単に総括書いとくと、
べらん(ry…まあ、昨日よりはいいんじゃねえかな、双方噛まなかったし。アンケート見ると意外に好評を博してたようだ。関係ないが、俺は現語学専攻ではないです(笑)
…もはやこのコンビ、ハズレがなくなってきたな。何をやってもウケるってのはこのことか。俺の八代亜紀熱唱シーンでは、手拍子があがるぐらいだったし。落研杯出られなかったのが残念だ(遠い目)
ディープ相方が○○を招いていたのでやけに気合が入っていた。…が、結局いつもの通り、セリフ飛ぶわ順番間違えるわ…。もうあきらめていたので、何も言うまい。
落語「不動坊火焔」…枕で「今日のテーマは“リア充爆発しろ”です。」と言ったらかなりウケた。だってホンマにこの落語のテーマはそれなんだもんねw 本編の方は…あんころの下りで笑いが上がったから良しとしましょう、本編の落語はどうせウケないし。
で、オールスター中に理生に逃げた。

理生では、フィギュアがほぼ完売状態に。売れ残っているのは殆どナンヨウハギとクマノミであった。おい、バンビ…w ちなみにクラゲはほぼ完売状態。やっぱり俺のフィギュアは堅実に人気があるんだね!
で、最後のフィギュアを自分を俳人と称するおっさんに売り、理生展示はすべて終了!
片付けの時に、理生小笠原計画のの構想を話し、すずこに作戦参謀になってもらった。わーい、これで俺一人でやらずに済むから無敵だ!
あとは無難に片づけて帰ったかな。まあ、つじまとロンと漁協の親仁が押し相撲してたり、クラゲさんが板を頭に載せてたりとネタは豊富だったみたいだけどね。

さて、次は6月のことでも特集しようか。果たして記事を書く時間あるのかな…?

【五月祭①】さあ、いよいよ五月祭の記事だ。五月祭は本郷で行われる学祭であるから、ついに3年目にしてホームグランドでの祭りとなるわけである。今回はその地の利を生かし、存分に楽しむ祭りにしたつもりだ。さあ、長大な五月祭の記録、まずはその準備篇をご覧いただきましょうかッ!!







五月祭も早くも3年目だ。
俺は例年通りのめんどくさい落研と、生物学科の展示2足のわらじである。しかしよく考えれば、1年のクラス模擬店、2年のiGEMといい、毎年2足のわらじで活動してるのだ。俺は相当学祭を楽しんでいるのだろう。
まあ前置きは良しとして、五月祭準備から終わりまでを振り返ろうではないか。

<五月祭準備>
まあ毎年、落研のネタ仕込みもう一つの出し物の準備が重なり、五月祭前は殺人的に忙しい。しかも今年は1週間前に臨海実習が入ってしまったので、すべての準備を実質6日でやらねばならない。ホンマにこの1週間は学業すら放棄してた気がする(←オイw)
・落研
今年は1日目に4番、2日目に5番高座に登ることになった。落語が3番、漫才が3番×2日分である。
落語は新たなネタとして、不動坊火焔・しの字嫌いを仕込み、さらにご恒例の大ネタ大工調べを再び仕込む。ただ、これは全部臨海で演じて練習したので時間が浮いた(笑)
漫才はいつもの大ウケの絶対にウケないディープインパクトと供に、現部長と“べらんめえ口調v.s.おんどりゃあ口調”という最長のコンビ名を誇るユニット(それがやりたかっただけw)を組み、挑むことになったのである。例の三四郎池のほとりで蚊に刺されつつ、戎とディープを練習した。べらんめえ口調v.s.おんどりゃあ(ryは駒場まで出向いて部長と練習。駒場までの交通費がぁ…(遠い目)
・生物学科
何と生物学科としては…
実に20年ぶりの企画である。
うちのみずとがいつもの如く暴走気味に立てた企画が、皆の予想外の動きで現実のものとなり、ついに動き出したのだ。
その企画名も“初めて作る生物フィギュア”!
…どこが生物学科やねん!とツッコまれそうだが、フィギュアに作る生物について、この俺が学術的な解説を加えるのである。俺にかかればどんな生物でも学術材料になるのだ!(←何様だよw)
ということで、控室をゲットした4月以降、ひたすらフィギュアづくりに打ち込んでいた。今回のラインナップは、タコクラゲ&ゴールデンジェリーフィッシュ(クラゲさん作)・シャチ・ナンヨウハギ・カクレクマノミ(バンビ作)・ベルツノガエル(みずと作)の計5種だ。この中ではやはり、海と湖でのクラゲの進化を語った俺のフィギュアが一番学術的である(てか、他は学術説明をつけるのに苦労するものばかりである。後先考えない奴らだな全くw)。
フィギュアはシリコンで型を取り、石膏で本体を作る形式だ。シリコンは柔らかいので、多少棘があっても抜けるから、クラゲのディテールまで再現することができる。まあ、こんだけ出来のいいフィギュアなら、結構売れるのではないかな。
また、多少臨海の記事にも書いたが、部屋の中で上映するBGM代わりのアニメも撮影した。しかも、ゆみ公の暴走で、学科の奴らで声優を充てるという暴挙に出たのである。しかもアニメに登場するのがまたマニアックな海洋生物たちで、ツバサゴカイやコケムシやウミウシや…なんですかこの取り合わせ!ちなみに俺は“本人役”で出演w
この動画はネット上に挙がっているので、詳しくは
http://www.youtube.com/watch?v=Vbq8gwpkm1U&feature=share
を見よう!再生回数増やすのに貢献してくれ!(笑)

こんな感じで、盛りだくさんのまま前日を迎えた。

<五月祭前日>
なぜか放射線実習が6時半ぐらいまでかかったorz
で、そっから二号館に大急ぎで戻り、工学部8号館の落研へ。ピンクの理生Tシャツを着て行ったらピンクピーポーのボケのはせけんがとても喜んでいた。なぜにw
で、とりあえずバカとディープを、中ちゃんと戎を仕上げ、部長とべらんめえ口調v.s.おん(ryを何回か練習して(このコンビ名書くの面倒だからだんだん短くなってるw)、理生の部屋へ向かった。
理生の部屋は安田講堂の裏の分かりづらーい場所にあった。こんなとこ客来るのかな?と、この時は思っていた。冷蔵庫を持ち上げて動かすときは、俺の筋肉が役に立つ。…やっぱりこんな役回りですかw
で、皆が飯を食いに行く中、俺は仕上げの飾りつけに取り掛かる。理生の展示室に貼るために、生物の装飾を作りにかかった。工作と言えば俺なのだ!
♪(製作中)
…♪(製作中)
……♪(製作中)
…………(製作中)
…いいかげん帰って来い貴様らッ!!
22時になろうってのに誰も帰ってこないwさすがにキレ気味で漁協の親仁に電話をしたら、2号館の部屋にいるとのこと。おいおい(怒)
ま、装飾品はクオリティの高いのが9品できたし、クラゲさんの仕事熱心さは天下一品ってことだよねっ♪(←オイw)

と言うことで漸く仕事から解放された俺は、鬼瓦で野菜マシのラーメンを空腹も空腹の胃に流し込み、その後、シャワーを浴びるために10組時代の同期エンザン家へ。もう控室に泊まる気でいたので、シャワーさえ浴びられれば用が足りるのだ。こういう時に独り暮らしの奴は利用し甲斐があるのだ(←失礼千万w) バンビやピーマンの現状を脚色しつつ土産話にして、盛り上がりつつ0時ごろ居室に帰ってきた。部屋には予想通り、みずとしかいなかったので、奴が熱心にフィギュアを作ってる横で即爆睡。きっと“この野郎…”とか思われていたんだろうな、スミマセン(笑)
それにしても、寝心地が悪いことを差し引いても、祭の会場に宿泊できてしかもタダって、どんだけ理生の控室は優良物件なんだ!あと手軽に浴びられるシャワーさえあれば完璧なんだがな。

さあ、五月祭本番はまたすぐ更新するよ!

【理生臨海実習】お待たせしました!この前の理生臨海実習の様子をリポートするぜ!臨海実習は理生のカリキュラムの中でも俺が非常に楽しみにしていたプラグラムの一つ、まさに俺のための実習である。油壺の海は非常に豊かで、磯に出るとすぐに生物が見当たるのでとても楽しいのだ。そんなうみで、好き勝手に楽しんでいた俺の5月の7日間をご覧いただこう!








5月6日~12日にかけて、理生の連中で(カリキュラムの一環で)臨海実習に行ってきた。場所は久しぶりの三崎(油壺)である。というのも、俺は2年弱前の主題の臨海実習で油壺に行ってきたのだ。と言うことで、今回は勝手がよく分かる臨海実習だったので、色々と冒険してみた。さあ、その日記をご覧いただこう。


5月6日(1日目)…磯採集→開校式→スケッチの始まり(←いきなり流れがおかしいw)

船橋から三崎は非常に遠い。電車を乗り継いで2時間、漸く三崎の地へ。三崎口駅GWの最後を遊びつくそうとする浅はかな連中でごった返していた。ここから油壺までのバスを乗り継ぐと、東大の臨海実習所が目の前にあるのだ。
さて、この臨海実習の集合は(バスの都合なのか)13時20分である。それにもかかわらず、俺は油壺に11時過ぎに到着した。となれば、やるべきことはただ一つ、磯に降りてフライングの磯採集だ!よく見慣れた道を下り、荒井浜の磯に出ると…バカな感じの人影が。コラ!バンビ!なんでてめえがいるんだよ!
まあ、せっかく水中の採集要員を得たことだし、奴を連れて磯を一通り回ることに。良く見るカサガイやヒザラガイを無視して岩をめくると、ヤツデヒトデ(再生中)やオウギガニの仲間を発見。捕獲しようとしたら、オウギガニの鋏が背中まで回って来たので放り投げてしまった。奴、フツーに危険生物だw
それにしても、GW終わりがけの荒井浜は生物種に乏しい。これがGWで磯が荒れるということなのか。緑藻類が岩の裏にいて、岩の表にカンザシゴカイがいるなど、明らかに岩を元に戻していない証拠だ。ガキならまだしも、石返しだけガキに教えて元に戻すことを教えない大人は磔の刑にしても構わない戦犯だろうよ、ホント。“石返しの術”は石を戻すまでを含めて石返しなのだから。
さて、そんなことをしながら海岸に着くと、ドス赤く毒々しいゼリー状の塊が。よく探すとその辺にもう一つ。これ…。アカクラゲじゃねえか!アカクラゲは関東でも普通に見られるクラゲで、長い触手には強烈な毒刺胞が込められている。いきなりクラゲとは、運があるぜ!

さあ、そんな風にしてフライングの磯観察を終え、臨海実習所へ乗り込む。おー、ここはおととしも訪れた実験室じゃねえか!懐かしいねえ!ただ一つ違うのは、騒がしい賑やかな同期がすでにいたことである。しかも、いきなりバレーボールですか、若いモンは元気だねえ(笑)
程なくして集合時間になり、オールスターが全員集合。(ん?ピーマン?案の定遅刻だし、どうでもいい。) さて、系統分類の教官(←この人も遅刻、理生はおおらかだw)が到着するまで寮の下見。あー、ここも全く変わっとらんわ。既に部屋の壁に巨大なクモいるしw

さて、教官も到着し、ネタなスケッチの授業も終わって、いよいよ実習室へ。あー、ここも懐かしい(一応)オーシャンビューの実習室だ!机はごつごつした木だし、備え付けのライトすらねえが、油壺湾を望むいいロケーションである。さあ、ここから7日間の長丁場が始まるのだ!本日のスケッチは付着生物。よーするにあんまり描き甲斐のない連中である。せめて描き甲斐のあるモンを…ってんで、イソカニダマシを選択。良く見りゃ本家のカニとはいろいろと違いのある可愛い奴だ。細かいところまで丁寧に描いていたらあっという間に夕飯の時間を迎えた。

それにしても、毎度毎度、夕飯のためだけに記念館と寮を往復するのが面倒な合宿である…。記念館から寮まで、坂道を5分ほど登らねばならないのだ。まあ、走ればいい運動にはなるのだが。
そして、この合宿では新たな発見が。5月ごろ行くと、ちょうど夜の実習と日没が重なるので、荒井浜を見下ろす道中で美しい夕焼けが見られるのだ。富士山も見えるので、集合ギリギリまで撮影としゃれ込んだ。

で、夜も引き続きスケッチ。そういえば、カニダマシの腹側のスケッチには氷で麻痺させるのが一番ってんで、冷凍庫を開けたら氷が一切入っていなかった事には笑えた。
そんなこんなで、みずとやゆみ氏に絶賛される程精密正確にカニダマシを描き、この日のスケッチを終えた。やっぱり節足動物は描きやすいんだよ。
寮の部屋は漁協の親仁とバンビと俺と言うカオスな取り合わせだった。2階ホールに置いてあったクレヨンしんちゃんの漫画を読みつつ、早めに潰れた。


5月7日 磯採集→ひたすらスケッチ

朝早めに起きたので、目覚めのシャワーへ。朝は交感神経刺激だ!ってんで、思い切り熱めにして浴びるのである。
朝飯はいつもの通り、配達の弁当である。まあ味はそれなりだが、1日は長い、他人の分までもらって精をつけておかねばなるまい。

この日は、早速の磯採集である。磯に出る装備(長靴、火バサミ、鏨、手網)を整え、記念館に降りていく。さらにバケツと磯ガネを加え、最終準備は整った。出る予定の諸磯が予想外に荒れているようで、方針変更、近場の荒井浜海岸の磯へ。ここも十分機能しそうだ。
2時間半の猶予があるので、好き勝手に採集ができる。ここは“磯採集の鬼”である俺の本領発揮である。なるべく皆が採らないものを採るようにすべく、あまりありふれたものは採集しなかったつもりだ。巨大な一枚岩の下に磯ガネを突っ込んでアカウニを採取し、海藻のたまり場ではアオウミウシを発見。あとはミドリイソギンチャクを含め、他の連中は諦めているだろう根気のいるイソギンチャク採集。下手にはがすと切れるわ、最悪潰れるわで全く採集できない。磯ガネで周囲の岩を割り、爪で丁寧にはがすのだ。何匹か殺してしまった気がするが、なんとか数種の採集に成功する。岩の間にはまり込んだクマドリオウギガニと思しきカニは、岩を割ってみたが取り出せなかった。

まあそんなんでかなりの資料が集まり、午後は完璧なるスケッチ大会である。この日の午後だけで5枚程精密なスケッチを描いただろうか。このころから机の上の消しゴムカスの寮がえらいことになっていったw
時たま回ってくるTAの人や主任教官と海洋生物の話で盛り上がり、2日目にしてすっかりTAの人々と仲良くなっていたのだった。

夕飯後、珍しい動物が見つかったってんで顕微鏡に群がる我々理生集団。何と、採ってきた動物の中にホウキムシSp(箒虫動物門)、スズコケムシ(すずこ内肛動物門)、コケムシ(外肛動物門)がいたのである。早い話が、腕足動物を除いて触手冠動物の大半をゲットしていたのだ。
いい機会なので、ホウキムシを持って行ってスケッチすることに。透明なので内部構造が良く見えるはずだが、実体顕微鏡のライトが暗すぎてよく見えない。そこでお役立ちなのが、俺の自前の水中ライト!超強力な220ルーメンで、ホウキムシを照らし出す!すると!なんと、赤い血の流れまでじっくり見ることができたのだ!これには俺のみでなく、TAの方々も驚いていた。やっぱり俺、何かを発見する才能あるんじゃない?(←自信過剰w)
てんでスケッチ終了は9時半ごろ。ねぐらが近いっていいね!
で、寝ようとしたら何人か俺の部屋に侵入し、理生の五月祭で使う劇のロケを 勝 手 に 始めやがったw …大概の所で追い出して寝たけどね(笑)


5月8日 ドレッジ→ひたすらスケッチ→灯火採集

目覚めのシャワーから弁当への流れは変わらず。ただしこの日は船採集なので酔い止めを飲んでおく。

さて、ライフジャケットを着て、いざドレッジへ。
今回もまた、マリンパークのはるか沖でドレッジ(底引きカゴ)を曳き、海底のまだ見ぬ動物門に挑もうという作戦だ。
船は油壺湾を出て、沖合へ。それなりに揺れはあるが、酔い止めの前では無力である!ってんで、前回とは違い爽快に写真撮影を決め込むことができた。さすがに海鳥は速くて撮影がきついが…。え?そんなことしてていいのかって?大丈夫、だってドレッジは先生がやるから俺らは見学なだけなんだもんw
で、最後に流れ藻の採集。流れてくるアカクラゲを採ろうと思ったが、網が届かねえ…。
ちなみに、酔いかけのつじまとロンは俺の横でアルプス一万尺(気を紛らわすため)をやっていた。正直うるさいだけだった(笑)

記念館に戻ってきて、防波堤で洗い出し。それにしても、深場の泥や砂をあんなに浅場に撒くのは環境的に良いのだろうか…?洗い出すと、大体一人一匹程度のホウズキチョウチンが入手できた。これで腕足動物門も制覇である。
午後はひたすらスケッチ。腕足動物門の触手冠はなかなか見えず、貝殻をうまく割るのに苦労した。ここでピンセットを片方破損(涙)

さて、この日の夜はいつもと違い、灯火採集である。
俺の強力無比な水中ライトを携え、実習所の防波堤に出ると…なんだ!?この矢のように泳ぎ回る赤い物体!…捕まえてみると、ゴカイであった。そうか、ゴカイは夜に産卵放精のために泳ぎ回るのか!
よく見ると、ゴカイを狙っているのか、時々魚もいる。しかし、すばしこい…。途中であきらめて、防波堤の逆側に回っていた数名。そこでなんと、タコクラゲのようなクラゲを発見!光につられて上がってきたのだろうか。網を入れてみるが、取り逃してしまった。残念だ!
まあタコクラゲはともかく、巨大なゴカイ(30cm近くある代物。オニイソメ?)をはじめ、ミミイカ・クサフグなど目新しいものが数種取れたのだった。
どうしても軟体動物は頭足類を描きたかったので、女子陣が終わるのを待ってミミイカをスケッチ。可愛くて癒されるな~♪ …スケッチ終了10時、どんどん遅くなるorz


5月9日 スケッチ→干潟採集→スケッチ

最早朝はいつも通りだったので略。
午前は骨片のサンプルを作った後、ひたすら昨日の続きでスケッチをし、午後は干潟採集である。
雨が降りそうだったのでレインコートの上下をフル装備で記念館に行ったから、同期だけでなく教官にまで驚愕された。雨降りそうだから装備してこいって言ったのはどこの誰ですかw
干潟採集の成果は正直あまり目ぼしいものではなかった。が、干潟の脇の岩場では中々いいものが採集できた。と言うのも、ポットホールのような狭い岩の中に、小ぶりのニッポンウミシダがいたのである!手で引きはがし、バケツの中へ。そういえば、ウミシダに素手で触ったことは今までなかったのだ。…ざらざらしてあまり気持ちのいいものではないが(笑)
そして戻ってからのスケッチの嵐。確かホシムシとヒモムシとセンチュウをスケッチしたんだったかな。くねくねした奴ばっかやなw

そういえばこの日の午後にザキさん・寺さんの酒呑み教授陣が来たんだっけね。夕食の時、既にテーブルには日本酒の大瓶が置かれていた(笑) そういえば上のパ長に聞いたら、この2人と上島さんが揃うとやばいんだっけ、今日は逃げよう…。

ってんで、夜のスケッチの後、いち早く終わって寮に帰ったピーマンを餌にして、俺らはやすやすと上に逃げることに成功したのだった。自分の部屋から盗撮をしたら、ザキさんとピーマンが飲んでいる謎ショットが撮れたのだった(爆)で、そのあとはロンとつじまと瑞人も捕まったらしく、皆で飲んでいる様子が再び盗撮できた。
我々と言えば、2階のロビーですずこの持ってきたボードゲームに興じていたのである。メンバーは俺・くぼ・ちえきち・すずこ(途中離脱)・漁協の親仁(途中から)。この日の結論としては、“頭を使う推理ゲームを東大生にやらしてはいけない”みんな熟考する上に安全策に逃げるから、目安時間20分のゲームが、1時間半で半分も終わっていない状況に(笑) 最後に深夜テンションの女子陣と漁協の親仁を記念撮影して、この日の日程を終えた。


5月10日 葉緑体スケッチ→海藻スケッチ→海藻スケッチ
長らく続いた動物のスケッチも小休止。この日は海藻の実習である。ザキさんがようやく出番なのかと思ったら、“僕は詳しくないから♪”とか言って連れてきた鈴木先生が担当となった。あなたは飲みに来ただけですかw
で、この鈴木先生、この時はお互いに気づいていなかったのだが、実は オ リ ン ピ ッ ク の 強 化 合 宿 や 日 本 代 表 チ ー ム で 何 度 も お 会 い し て い た ことが1か月後位に判明した。つまり、かつてオリンピックで世話になった先生が、控室の隣の隣の部屋にいらっしゃったのである。世間は狭いなあ

午前中はミルに着くセトミドリガイ(ウミウシ)をスケッチ。葉緑体だけスケッチすればいいのにわざわざ全体もスケッチするのが無脊椎屋の性か。
で、午後。フル装備で磯採集(海藻)に繰り出そうとしたら…雷雨!めでたく中止となったのだった。寺さんがやけにがっくりしてたのがウケた(笑)
ってんで、午後もひたすら海藻(緑藻→褐藻)。褐藻の遊走子採取は難しかったなあ(遠い目)
で、宿舎に帰る時、美しい虹が。屋上に行き、皆で撮影した。

さらに夜も海藻が続き、紅藻の観察へ。紅藻の図には生物五輪の親仁さんの名前があった。この時はプリントをろくに読んでいなかったので海藻の方に集中していたので気づかなかったが、その話を振っていたらお互いに生物五輪の時に会っていたことに気づいたんだろうな。そしてスケッチ終了は11時近く(笑)
で、この日も酒の席を回避したと思ったら、つじまからお呼び出しが。何と、ザキさんと寺さんが俺の落語を見たいと要望しているのだそうだ。と言うことで、なぜかこの下戸が1階の酒の席に引っ張り出され、20人ほどのギャラリーの前で落語“しの字嫌い”を演じる羽目に。まあ、1週間後に迫った五月祭の練習に好都合だったけどね(笑)
で、落語が終わって伊勢さんから特選牛乳を頂いた。何だ、下戸にも快適な飲み会じゃねえか(余計なデマ情報ふきこみやがって上のパ長めw)。


5月11日 プランクトンネット曳き→スケッチ→最後の晩餐

午前は防波堤でプランクトンネットを曳く。意外に投げるのは簡単だが、プランクトンのいる場所に投げ込むのが難しい。俺はそれなりとして、なぜかしげひろと寺さんがやたら上手かった(笑)

で、早速顕微鏡でプランクトン観察。そうしたらいきなりオタマボヤを発見。オタマボヤは名前通りオタマジャクシに似たホヤであり、一生脊索がついている珍しいヤツだ。ちょうど脊索動物をスケッチしていなかったので、絶好の機会だ。…お前泳ぎすぎやw
で、その間に沖でプランクトンを曳いてきた伊勢さんが到着。なんと、クラゲを数種取って来ていた!その中でもカミクラゲは、触手の完全な個体が獲れるのは中々珍しい。刺胞動物を最後までとっておいた価値があった!
と言うことで3時間近くかけてカミクラゲを完全に、精密にスケッチ。触手の本数から、根元の赤いスポットから、生殖腺の走り方まで事細かにスケッチしてみたら、図鑑に載りそうな絵になった。…今は図鑑は写真だろうけどなw
で、ここまでの俺を見ていたTA氏から、科博の研究室に誘いが。刺胞動物の先生の指導も受けられるらしい。俺の刺胞動物への愛を感じたようだ。そうか、こっちの進路で道が開けるかもしれない!一つ、考慮に入れさせてもらおう。

で、最後に温泉に入り、夜はいよいよ飲み会である。
もう飲み会の準備ができており、机の上にはおつまみプレート、チーズ、菓子、そしてタコの刺身。…これ、近場で獲ったやつじゃないでしょうね(※漁業権上、タコを一般人が獲るのは禁止されている)w
そんな調子で、飲み会が始まった。うちのテーブルには、馬鹿野、すずこ、くぼの海屋集団(のちの小笠原集団)が揃っていたので、最初からハイテンションで海屋さんトークである。俺が海の話を暴走トークしててもついてこられるのは彼ら・彼女らの才能だよなあ。さすが理生!
そのうちに、ついにあの時が来た。そう、前日の落語の後、寺さん・ザキさんと“翌日3人で寄席をやろう”という取り決めがあったのである(しかも、俺がトリでw)。ってんで、ザキさん“麻雀息子”→寺さん“お血脈”→クラゲさん“大工調べ”という豪華(?)ラインナップ。大工調べの中には学科の連中の名前をアドリブで入れ、そこでウケをとった(ってのも難だけど)。落語のいい練習になっていいな!
そんなこんなで、1時ぐらいまで喋ってた気が。


5月12日 閉講式→マリンパーク
さて、この日が最終日である。
特に掃除以外やることもなかったが、お楽しみは記念写真を撮ったその後だ!そう、京急油壺マリンパークのクラゲさん企画である!
京急油壺マリンパークは、東大の臨海実習所から1分で行ける水族館。家から行くのにはえらく遠いから、こんな時にしか行けないのである。
ドーナツ型の回遊水槽は、葛西ほどの迫力はないが、その分魚が多くて賑やか。
メガマウス(サメ)の標本の展示。全身くまなく分析した標本があるのはここだけだ。
ショースタジアムの設備で言えばここが日本一。ミラーボールを使うショーは初めてだ(笑)
以上、クラゲさんの水族館図鑑より。
理生の連中も楽しんでいたようだ。まあ、俺は完全に別行動だったから知らねえけどな(笑)

そんなこんなで、大騒ぎの臨海実習は終わったのである。さあ、いよいよ次は五月祭だ!

【2012沖縄合宿4・西表島篇】合宿の最終目的地は西表だ。熱帯雨林の広がるこの島も、去年はどうしようもない天気で活動どころではなかったのである。今年はそのリベンジを果たすべく乗り込み、実際綺麗に晴れて充実した生研活動をおくることができた。そんな西表から帰還まで、怒涛の合宿記をご覧いただこうじゃねえか!











いよいよ最後の島、西表。その様子を綴ったぜ!

3月24日(13日目)
特に与那国から石垣までは正直あまり覚えてないが、3日間滞在した与那国とその海を眼下に見たことだけは覚えている。石垣に着き、石垣港のA&Wでブラックケイジャンバーガーとルートビアを食して船(もちろん上原便は決行で大原便)にのったら、あっという間に港に着いてしまった。寝てた亀公が降りようとするのを笑いものにする。だってここ、パナリ島(新城島)の港だもん(笑)
そんな冗談はさておき、今度は大原港。迎えののもすに歓迎される。お前…完全に蝶屋になったなw で、我々はバスでミトレアへ。
ミトレアではテントを立てつつ、“誰がなっちゃん置き去りの犯人か”を審判した。実は虫屋と鳥屋は与那国に残るとか言っていたのだが、チキンと亀公・正副会長はなぜかしれっとこっちに来ていて、なっちゃんだけがおじぃーの家に置いて行かれることになってしまったのである(因みに、海屋や洋・KGBは先に行くと表明していた)。結局誰が犯人か決まらず、全員御用となった(写真参照(爆))

夕飯の後、ついに“オオウナギ探検隊”が動き出した!3年間オオウナギを探し続けるパイナップルさんを筆頭に片腕に俺となかしーさんがつき、ゲストを加えてポイントへ。今回はヒナイ川の下流域、ジャングルに囲まれた淀み(生研通称;カヌーの墓場(二宮さん命名w))だ。いかにもオオウナギが潜んでそうである!と言うことで、何を釣るんだというほどでかい針と太いロープに魚の頭を結びつけ、いざ、キャスト!…え!?俺がやるの?失敗しても知らないですよ?3度目のキャストで、ついに川の奥深くに仕掛けを投げることに成功する(要するに、2回は失敗した(笑))。さあ、明日掛かっているかな…?


3月25日(14日目)
かなりの寒さで目が覚めた。あれ?去年もこんなんじゃなかったっけか…?嫌な予感がした。事実、それなりに雲がある。ただし、雨が降り出す気配はない。天気予報も晴れマーク、よし、初めての晴れの西表だ!(朝の時点からテンションが急上昇していた(笑))
せっかくの晴天だというので、いよいよ西表の初シュノーケリングに突っ込むべく、パイナップルさんとバンビで白浜方面へ向かうことにした。…とその前に、オオウナギの仕掛けを揚げねばならない。ってんで、ピナイサーラー班と一緒に“カヌーの墓場”へ向かった。仕掛けは引っ張られていたが…手ごたえ、無し!…案の定ですね(笑)
気を取り直して仕掛けを投げ、いよいよ白浜方面へ。目指すはウミショウブポイントだ。途中で雲が晴れ、鳩間島の全景が上原港からきれいに見えていた。行けばよかったな、瑠璃の島。鳩間島は、この日記のタイトルにも出てくるコブクロの“ここにしか咲かない花”(俺が一番好きな曲)の舞台だから、俺には聖地も同然だ。来年に持ち越しにしよう!
そんなことを考えていたら、白浜トンネルを抜けて白浜集落に着いてしまった。行き止まりに着きそうなので、バンビが地元民に聞いて回る。その結果、トンネルの前の分かりづら~いポイントだという。戻ってみたら、実際、あった!ということで、パイナップルさんといったん分かれ、藪をかき分けてポイントへ!
確かに海岸に千切れた海草が打ち上げられている。バンビに偵察させると、間違いなくウミショウブポイントのようだ!ってんで、俺も海に入ってみる。リーフがないから、かなり波が荒い。しばらく進むと…見えてきた!やっぱり海草の群落だ!あまり見ない風景だけに、テンションが上がる。沖合までウミショウブとサンゴが混在していて、他のポイントでは見られない無脊椎動物が多数いる!その代わり、魚影はあまり濃くないようだ。2本ばかりシュノーケリングしたが、“見つけた無脊椎動物の種類(ただしサンゴは除く)>見つけた魚の種類”という沖縄では中々に珍しいポイントだった。当然バンビの評判はあまりよくない(笑)
ちなみに、ウミショウブとは南西諸島の海中に群生する海草(うみくさ)である。何よりも、初夏の大潮の日の干潮時、一斉に水面を白い花が疾走するというドラマチックな生態を持つ植物なのだ。一回見てみたいもんだ…そんな時は(潮引いてるから)シュノーケリングには不適当だろうがな(笑)

さて、ポイントを引き上げ、パイナップルさんと合流。ウミガメの死骸を見つけてきていた(笑) しかもそれをバンビが通報して逃げるという愚行に。思わず笑ってしまった。
そんな馬鹿を中野海岸に送り届け、我々はついに、昨年のリベンジとしてテナガエビを獲りに行った。1か所目の用水路はウォーターレタスだらけで断念し、2か所目の水田の水路へ。…奴、いるぜ!泥の中にテナガエビの光る目が見えた。パイナップルさんの網を借り、泥を長靴でさらう作戦に。泥ごと追い込むと、網の中に落葉屑と混じってエビが残っている算段だ。…そう、俺、長靴持ってきてたんだよねw コイツはホンマにどこでも役に立つ。
結局、30分で20匹以上(うち、大物2匹)捕獲!にしかわさんが俺を呼ぶ称号が次第に「海老マスター」→「海老マイスター」→「海老デストロイヤー」へと変化していった。…最後ディスりやないですかw

キャンプ場に帰り、テナガエビに泥を吐かせる作業で時間を潰した。だんだん奴らの胴部分がきれいになっていく。思わず生のままかぶりつきたくなった。大きいのを手に取ると、虫みたいに腕を這いあがってきて実にかわいらしい。…結局後で食うんだけどね(笑)
夕飯のフィナーレに、ついにエビを揚げる時が来た。生きたまま衣をつけられ、そのまま油に放り込まれる海老たち。哀れ。油の中でもまだ動いてるし…。そんな新鮮なテナガエビの食味は最高であった!今夜の食卓は、俺大活躍だな(笑)
そして夕飯後、再びオオウナギ探検隊が発足。今回のメンバーは海屋の先輩たち+俺。またもや縄をぶん回してキャストし、仕掛けをヒナイ川遠くに投げ入れたのだった。

そういえば、この日1日遅れでキャンプ場に合流したなっちゃんによると、帰りの福山海運の船ではなんとアオツラカツオドリ(激珍種)が見られたそうだ。なっちゃんを置いて西表に抜け駆けしたチキン、ざまあw


3月26日(15日目)
西表中日。ダイビングはこの日に移すことができたので、なかしーさん・しょーじさんと出発する。去年同様ニコニコダイビングにお任せすることにした。今回は理科の先生の研修?とかなんとかおっしゃっていた女性2人組とご一緒である。
今回は昨年と打って変わって波が静かなので、ニコニコの小舟でも安心だ。上原港にて機材を積み込み(この時に変なおっさんに話しかけられるが、俺が一言話すと逃げて行った)、程なく船は出航である。バラス島が左に見えたな、と思ったらあっという間に1本目のポイント“フェアリーパーク”に着いてしまった。用意に手間取る女性陣をしり目に、血気盛んな野郎共(俺となかしーさん)はいち早く海に飛び込んだ!
…久しぶりだな、浅い海底。海底がすぐ見えると安心する。海底に着くかつかぬかのうちに、いきなりウミヘビ発見!黒と白の縞である。これは…ヒロオウミヘビだな!よく見ると、2・3匹がぐねぐねしている。刺激しないようにしつつ、何枚か写真を撮った。
全員が水底に集合し、進み始める。このポイントは端的に言えば“スズメ王国・クマノミワールド”であり、スズメダイとクマノミの種類が豊富。特にクマノミは、トウアカとハナビラ以外は目ぼしいものがすべて観察できた。そして多種のクマノミと言うことは、その下のイソギンチャクの種類も例のごとく貴重なのだ!…そのほかに、巨大なヒメイトマキボラ・外套膜のきれいな二枚貝・イボヒトデなどが収獲。魚の方面では幾種ものハタ、そして俺の好きなヒレナガハギ!水中で巨大なヒレを広げてくれたのは感動である。ちなみに、進んでいる間にウミヘビをあと2種発見。頭が黒いクロガシラウミヘビと、やや縞が茶色がかったイイジマウミヘビである。ウミヘビパラダイスだなw

さて、ボートに上がると、俺はとっととウエットを脱いで体を拭き、日に当たって体を温めた。しかし他の皆さんは、吹き付ける風によって例外なく震えていた。皆寒さに弱いなあ。…いや、北国出身(自称)の俺が強いだけかw そんなことを考えていたら、2本目のポイントについてしまった。今度は我々3人のみのダイビングである。
2本目のポイントは“バラス東”。入ってみると、やっぱりサンゴの風景である。西表の北側、バラス島周辺はこのように穏やかな初心者向けのサンゴ礁なのだ!…そりゃベテランの中嶋さんはそんなに面白くないわな、俺はどこでも楽しめるがw で、深度を下げていくと、ドロップオフが現れ、壁にはムチカラマツ・イボヤギ・イソバナ(すべて刺胞動物)の群落!何という俺向けの風景だろう!ウミシダも何種かいたし、ウミウシも沢山いるミゾレウミウシを筆頭にタイヘイヨウウミウシ(多分…)やミノウミウシSp.など種類が豊富である。
ミスジショウジョウガイの殻を見物しつつ、ドロップオフを抜けると…巨大なイソバナが待っていた。見上げるほどでかい。無脊椎ファンには、つくづくレア度の高いポイントなのだ。しかも、そんなイソバナを見つつ根の上に出ると…あ!コブシメだっ!写真を撮る前に逃げてしまったが、イソバナを撮ったはずの写真の脇にはっきりと映っていたので結果オーライ!コブシメは去年の水中カメラ水没時の因縁の相手。いやー、撮れてよかった。
え?魚?…そうだなあ、ウミヅキチョウをダイビングで初めて見たのと、クマノミの完全黒化個体を見られたこと…位かなあ。ただのクマノミと言うと、あのイソギンチャクの種類は、えーっと…。(←無脊椎屋の性w)

さて、昼をバラス島で食ったうえで暫く休憩し、3本目の時間がやってきた。3本目のポイントに着く。あれ?なんかここ見たことあるぞ?案の定、阿部ちゃんの口から出たポイント名は去年も聞いた“ヒナイビーチ”だった。普通ならばがっかりするシチュエーションなのだが、俺と中嶋さんにはリベンジの野望があった。それは、去年はお出かけ中でいなかったウミガメの探索である!ってんでこの凸凹コンビは意気込んで海中に飛び込む。
相変わらず海底はガレ場だったが、2年目なので生物を探すのも慣れている。ガレをかき分けてブロックの下を覗きこむと、いた!アオスジガンガゼ!(←相も変わらず無脊椎ファンの性w)
さて、去年とは異なりあまり深くは行かず浅めの斜面を進む。沖合のモンガラカワハギを見たり、見たナマコの種類を増やしたりしていると…突然、阿部ちゃんから止まれの指示。指された先をよーく見ると…出た!アオウミガメだ!きれいな甲羅をしたアオウミガメが、岩の間に挟まって休んでいる!海中でカメに接近するのは初めてだ。ってんで、“阿部ちゃんより近づくな”という指示が出ていたのにも関わらず、横にずれてじりじり近づく我々海屋コンビ。途中でシマアジの群れが出たり、カメの前をミノカサゴが通過したりと他のものに気を奪われつつも近づき続け、ついにカメの真ん前まで来てしまった。良く見れば、大小2匹のコバンザメがついている。コバンザメも言わずもがな初めての出会いだ。テンションが上がり、最後にはカメの上空を通過するという禁断の撮影にw…カメさんスンマセン(笑)
しかし、そのあとは目ぼしいものは一向に現れず(精々オオアカヒトデのちびっ子を見たぐらいか?)、ひたすらナマコで遊んで浮上。相変わらずナマコは4種か5種見たから無脊椎屋さんにはテンション高いんですがねw
それにしても、今回は阿部ちゃんテンション低かったな。何かあったんだろうか?

さて、キャンプ場に帰り、機材と体を洗ってもまだ4時前。空は青く晴れている。ようやく、ハンモックで寝ることができるのだ!ミトレア2年目にして初。よほど去年の天気がおかしかったんだろうな。…なんかこの合宿記、西表は去年との比較になることが多いようだ。現2年生は、今年の天候に感謝すべきだとよく覚えておきなさい。
夜は釣友会の方が突いてきた魚を使い、キャンプではあり得ないほど豪勢な魚料理3点セットと(なぜか)人参の天麩羅を食したのである。さあ、明日が最終日。好天よ、続け!


3月27日(16日目)
最終日、相変わらず寒いが、空はきれいに晴れ上がる。気温も上がりそうだ。こりゃ、シオマネキ探検隊も行ける!
と言うことで、この最終日の活動は“オオウナギ探検隊からのシオマネキ探検隊”ということに決めた。メンバーは俺、パイナップルさん、なかしーさん、にしかわさん、しょーじさん(途中離脱)そしてバンビ(途中参加)である。
例のオオウナギのポイントへ。ロープは…軽い。収獲、無し!パイナップルさんの夢はさらに来年に持ち越しだ。さて、誰が継ぐのだろうか?生研が誇る釣師、佐伯に任せっか!(笑)

さて、川満スーパー(ここのが一番でかくておススメ)でパイン棒を食った我々は、いよいよ外周道の南の果てへ車を走らす。一昨日に西の果て、白浜まで走ったから、南風見田(“ぱいみだ”または“はえみだ”)まで走れば晴れて外周道走破達成だ。…なんかこの合宿、制覇とか走破に拘りすぎだな、来年はもう少し心穏やかにいきたいねw
ユツン川を探して庄司さんを降ろし、生研の将来について上級生で大いに危機感の期待のもてる話をしていると、ついに南風見田にたどり着いた。浜まで歩く風景を見ていて、俺は感激した。この風景、椎名誠の「ぱいかじ南海作戦」の野性生活の風景そのものじゃないか!椎名誠が書いた冒険小説のなかで、西表島の南風見田の浜が舞台になっているのだ。南風見田を歩けば歩くほど、俺の好きなあの小説の風景が思い浮かぶ。畜生、んなことなら本持って来ればよかった(※ぱいかじ南海作戦の本は重いからキャンプ場に置いてきた(よーするに合宿には持ってきた(笑)))
南風見田の浜に出る。…うん。西表で見た中では随一のきれいな浜だ。ここでキャンプしたら気分爽快…いや、暑いかw そんな風光明媚な浜で野郎4人で飯を食い、風景を撮影してのんびり。ゆったりした南風が吹いてくる。現地語でこの南風を“ぱいかじ”というのだ。…え?ゆっくりしてていいのかって?仕方ない、潮が引くまでシオマネキは出て来ないのである(笑) そして帰り際、何気なく砂浜を見ると…巨大なジャコウガイ(シャコガイの仲間)の殻があるではないか!しかもほぼ完全体!ってんで、抱え上げて持ち帰ることに。この時は超過料金なぞ頭から吹っ飛んでいた(←バカw)

そんなこんなで、いよいよシオマネキ探検隊である。鰯のんさんから聞いた(性格には鰯のんさんから聞いたバンビから又聞きした)秘境ポイントを探すこと1時間。干潮の約2時間前に、漸くそのポイントにたどりついた!小さな橋があり、その橋を飛び下りると、箱庭のような干潟が広がっている。良く見ると…いる、いる、無数にいる!シオマネキのオンパレードである。この前までベニシオマネキとオキナワハクセンシオマネキしか見つけていなかったのに、ここにきてヤエヤマ、リュウキュウ、ヒメを立て続けに発見!テンションが急上昇。そして残すはアイツだけだ。岩野さんに聞いたポイント(捨てられ舟の下)を双眼鏡で注意深く覗くと…ん!?もしや、あの白と黒の斑の入ったちっこいのは…間違いねえ!
シモフリシオマネキ発見だっ!!
そうなのである。シモフリシオマネキは西表でも群を抜いて珍しい種類、数年間参加した鰯のんさんでもこのポイントでしか見ていないらしい。シモフリシオマネキのポイントは、幻ではなかったのだ!ポイント再発見により、俺も生研の歴史に名を残すぜ!
よく見れば、捨てられ舟はギリギリ崩れなさそうなので、舳先に載ってシモフリシオマネキを俯瞰してみることにした。…あやつ、意外と逃げないな。驚くほど簡単に、ズームアップ写真が取れてしまったのである。去年の分、すべて取り返したなり!いやー、言葉が出ねえわ、今年の沖縄の成果には。…ああ、他にも、オキナワハクセンの求愛ダンスやベニシオマネキの色の変異個体、さらに種類の不明なエメラルドグリーンのカニや巨大なガザミなども見られた、豊かな干潟だったのだ。
で、調子に乗ってもう一つのシオマネキポイントの仲間川橋下まで行き、底なし沼のような干潟を2時間彷徨ったが、こっちはミナミコメツキガニの採餌やキバウミニナなどが見られたものの、ルリマダラシオマネキはどうしても現れず。橋の上から背が青いシオマネキを見るにとどまってしまった。まあいい、これは来年以降の宿題としよう。

さて、そんなこんなで満足してキャンプ場に帰り、最後の夕飯(沖縄ギョーザソバなるもの)を食って、最後の晩餐となった。食後に翌日のプランで一悶着あって執行代を叱りつけたりしたものの、最後にふさわしい日となったと言えるだろう。


3月28日・29日(最終日)
朝早く起床。最終日まで快晴で、朝日がきれいである。ホンマに、この半分でいいから昨年も晴れてほしかった(笑) そんな天気なので、あの上原便が出ている!大原周りにしようと躍起になっている執行代を諭し、ついに上原経由で帰ると相成った。
上原港に着き、パイン棒を(また川満で買って)食いながら出航を待つ。不意に山下が「これなんですかね?」と写真を見せてきた。…こ、こ、これ…カツオノカンムリじゃねえか!カツオノカンムリはギンカクラゲ・カツオノエボシと同様に海面に浮いているクラゲであり、帆が凛と立ったフォルムは実にカッコいい。奴は干潟に打ち上げられているのを見たというが、写真でもいい、カツオノカンムリとの出会いに感動!…って、こんなレアモノ見てんのになぜ呼んでくれない!(これで怒られる山下は実に理不尽w)
※写真は山下から拝借しました。

石垣につき、また皆でA&Wに。また暫らくご無沙汰するぜ、ルートビア(笑)
その後何したか?うーん、お土産買ったこと以外記憶にねえなあ。ああ、でも、超過料金のことでJALの係員とおおいに揉めたっけね。そりゃ、5 キ ロ の シ ャ コ ガ イ 持 っ て く る 俺も悪いけど、なんで今年からいきなり超過料金取るのよ、あの潰れかけの日本航空とかなんとかいう航空会社(怒) 結局テントの中身を開封されるのに10分ぐらいかかり、荷物検査上のレーンを止めて大いに顰蹙を買ったのだった。文句?JALに言え!(笑)

飛行機の着陸が遅れるなどハプニングもあったが、いよいよ沖縄最後の地、那覇に。さあ、漸く国際通りでステーキだ!とか興奮していたら、バンビがついてきた。なんで野郎2人でステーキ屋に入らねばならんのだ(涙) 選んだ店は、ステーキハウス88。最終日に合成に行こうってんで、1600円のステーキ(と言ってもこの店では一番安価w)を注文。…なんだこれ、涙が出てくる。スープに、サラダに、ライスがついてくる。おかずが3品もある。生研のキャンプ生活が終わってみると、感涙するほどの贅沢である。自慢したいので写真を貼っておくぜw
さて、那覇空港でお土産も買った。もう、沖縄に未練無し!30分遅れたスカイマークにバンビ、のもす、なっちゃんと乗り込む。こりゃ、リムジンバスの最終便に間に合うかビミョーだな…。飛行機はゆっくりと離陸する。最後に、万感の感謝をこめて言おう。
今年もありがとう、沖縄!

…で、到着も遅れたので、船橋着は0時過ぎ。家に帰るまでが合宿ですとはよく言うもんだ。この合宿は、17泊19日と言う、途方もないものになったのだ(笑)

超長文ブログ、ご読了、ありがとさんでした。

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