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【理生小笠原旅行記④】さあ、滅茶苦茶に長い小笠原記もここで終了。最終日のダイビングでは正に小笠原の縮図というような盛りだくさんのものを見ることができ、小笠原の全日程が終わった。そして、この小笠原の最後に似合う言葉はただ一つ、“感動的”。本当にいろいろ感謝と、感銘と、感動の詰まった小笠原旅行の最後、括目してご覧あれっ!!!








さあ、小笠原旅行記の最後、是非読み切ってくれよ!

<6日目 (8月8日)>
朝はいつも通り、船に乗るとはいえ酔い止めがあるのでお代わりする。
さあ、最終日のダイビングなんだから、目いっぱい楽しまないと!

今日のダイバーは計6人。まあ、そんな多くもなく、船の中も余裕だ。
出航して、いつもの兄島方向へ。空もすっかり晴れ上がり、ボニンブルーの海が眼前に広がる。いやー、ボニンブルーが見られて良かった!この日の一本目は比較的近く、人丸島の近くで停まった。ポイント名は、“人丸アウトサイド”というらしい。ガイドさんによると、俺がどうしても見たいと言っていたピグミーシーホースに挑戦させてくれるようである。オフシーズンだが、はぐれ者がいる可能性があり、それを狙うようだ。ガイドさんわざわざスミマセン(笑)

エントリーし、水底へ。今回は若干深いポイントのようだ。
バラハタやアカハタを見つつ深場へ行くと、イボヤギやムチカラマツの群生するエリアへ。ソフトコーラルの鮮やかな中に、ガイドさんの指し示すイボヤギが。俺とガイド氏で2人がかりでイボヤギを探すが…。残念、ピグミーちゃんはお留守だった。そのそばの別のイボヤギを2本ほど探すのだが…やはり不在。これは次回に持ち越しだな…。
まあ、ダイビングの方は魚はハタ、メガネゴンベハナグロチョウチョウウオヘラヤガラヒレナガカンパチ、無脊椎も何種ものヒトデやコイボウミウシに出会え、さらに海中でウミガメに遭遇したので大満足。なお、このダイビングではユウゼンが出ず、連続ユウゼン記録が5で止まった(ってのも難だけどw)

エキジットして、とりあえず2本目のポイントへ向かう。その途中…イルカが出た!小笠原のダイビングクルーザーは、イルカが出た瞬間イルカウォッチング船に変わるのである(しかも追加金なしで)!
ってんで、たまたま船尾に近かった俺は一気に準備をして、ガイド氏の掛け声で即飛び込んだ!
きた!イルカが一頭、俺の方に向かってきた!あれはミナミバンドウイルカだ!しばらく遊んでくれて、正面を含む何枚かの写真が撮れた。で、後ろを見ると…誰も来てねえじゃん!どうやらあんなに素早く準備ができるのは俺だけのようだ。昨日もそうだったしw
で、その後2・3本ドルフィンスイムを繰り返し、絵画のように幻想的なイルカの写真が撮れた。やっぱり俺の腕本格カメラの性能は凄い!

で、大満足で2本目のポイントへ。2本目は内湾(と言っても水は凄く綺麗)で、ポイント名は“バラ沈”である。バラバラの沈船が沈んでいるからだそうだ。そういえば、こことひょうたん島は家の小笠原ダイビングガイドに書いてあった記憶がある(笑)
エントリーし、海底(たった3mほど)でイバラカンザシを撮りながら待機。皆が揃い、進みだすのもお決まりだ。沖の方に進むと…お!ここの沈船はこんなに浅いのか!浅くとも沈船、巨大で迫力がある。沈船の鉄骨の周りには、キンメモドキ(だろうか?上手く撮れてないから同定がきつい…)が驚くほど群れており、煌めいていた。ヒトデだのウニだの、ブダイsp.だのを撮影していると、ガイド氏が何か見つけたようだ。指先を見ると…お!これは鹿野が大好きなオオモンカエルアンコウ…もといオオモンイザリウオではないか!イザリウオと言っても並みのサイズではなく、サッカーボールぐらいある。しかも近くのサンゴにもう一匹。いやー、中々見事なカモフラージュである!手を差し出しても逃げないとは、強力な擬態だな。
で、ヨスジフエダイの群れやコショウダイを撮りながら沈船を後にし、浅場に進む途中で、ガイド氏の指し示す方向を見ると…おお!真っ黒なクマノミだ!西表でも阿部ちゃん(西表の馴染みのガイド)に“なぜかここのクマノミは黒いんだよ~。”と言われたのを聞いたが、ここにもいたのか!ガイド氏の話だと、もうすぐ種(亜種?)認定されるようだ。卵を守っており、カメラを向けると果敢にも襲ってくる。写真撮りやすくていいんだけどねw
そして浅場では、すっかりおなじみユウゼンが大漁に群がっている。よく見ると…なんとこやつら、スズメダイの卵に群がって貪り食っているのだ!美しい模様と対照的に、とんでもなく貪欲な肉食者らしい。スズメダイに追い払われても、スズメダイが目を離したすきに戻ってきて皆で卵をガツガツ。餌に夢中で撮りやすいと思ったら、食いながら激しく泳ぎ回るのでエキジットまで一向にいい写真が撮れなかったり(涙)

で、船上で昼飯。今日はカップ麺にフリーズドライのライスが入る“ラーメンライス”なるものだった。味は…まあ、ラーメンにご飯を加えたような?(←当たりめえだw)
バラ沈を後にし、三日月山沖をゆったりとクルージングしつつ3本目へ向かう。南島方向へ向かっているってことは…もしかして、閂ロック来るか!?
船の2階で果てしなくくつろぎながら二見湾を眺めていたら、船頭をしていたガイドさんから“船首行ってみ?イルカが出たよ!”という話が。早速2階伝いに船首に行くと…
うわっ!ハシナガイルカの群れだっ!数は10,20,30,…何頭いるんだ!?数えきれない!しかも子連れのイルカが何頭もいて、ちっこいガキが大人の間を泳いでいる。このイルカは船と並走してくれるので、船首からは船を追い越したり追い越されたり、右に行ったり左に行ったりと泳ぎ回るイルカの様子が見られる。夢中でシャッター(陸上カメラ)を切りまくる。海の中だから揺らいでしまうが、それもまた海の上らしくて非常に宜しい。
ハシナガイルカは軽快なジャンプも自慢で、普通のジャンプをベースに時々ハイジャンプ、前方宙返り、後方宙返り、側方捻りと色々なジャンプを見せてくれた。イルカのジャンプは水族館だけでなく、自然の中でも遊びの一環で普通に行われているのである(勿論ショーとして鍛えてはいるのだろう)。そしてガキのイルカも親に負けじとぴちぴち跳ねているのがたまらなく可愛い。船に乗っているゲストが歓声を上げ、俺とガイド氏が無言でシャッターを切りまくり、気が付けば船は三日月山沖まで戻ってしまった(笑) この辺からクルーザーが増え始め、我々は他の船にイルカを譲ってその場を後にした。ハシナガの群れを見つけたのは我々が最初だったようで、一番長く遊んでくれたのだろう。

さて、我々の船は仕切り直しで南島の海域へ。ポイント名は…きたーーっ!“閂ロック”だっ!(閂の読み方は“カンヌキ”です) ディープブルーのブログでもよく名前を見るイソマグロのポイントなのである。
飛び込むと…結構波が荒いなー。南島の沿岸であるうえに、父島との間に南島瀬戸という潮流が入ってくるかららしい。だからこそイソマグロも来るのだがね!すこぶる慣れたロープなし潜降で潜って壁につかまり(つかまらないと波で揺られてまともに止まっていられない)、回遊魚を撮影。確かにここは入ってくる匹数が多いな!イソマグロにカスミアジ、ロウニンアジ(多分)、ヒレナガカンパチ、クマササハナムロ、さらにイワシのような小魚まで、青の中層に群れているのだ!
南島の断崖沿いに少し進み、遂にイソマグロポイントへ。…いたいた!数は少ないものの、イソマグロが青くけぶる海の向こうから現れた!回遊魚は与那国で見たが、それとは距離感が違う。やはり回遊魚ポイントといった趣か。
で、イソマグロが終わると、閂ロックは一転して海底砂漠に変貌する。遠くにササムロの群れが見えるぐらいで、不毛なポイントだな…と思ったら、海底に面白いものがいた!シャコの巣穴である。…一瞬で引っ込んでしまったが。さらに、50cmほどのヤッコエイ、そして斑点のあるカレイが3枚。トゲダルマガレイと、これは恐らくミナミウシノシタじゃねえかな?(ガイド氏はトゲダルマガレイと言っていたが、1年の時に石垣で釣ったミナミウシノシタにそっくり。)そいつらを眼下に見つつエキジット。
まあそんなんで、この日1日でサンゴも熱帯魚も、ウミガメも沈船も、地形も回遊魚も、オマケに数十頭単位のイルカ(しかも二種!)まで見た、これぞ小笠原の海を吸い尽くした!満足して小笠原ダイビングを終えた。

パパヤに帰ると、既に2人組は帰っていた。昨日船上で見た境浦の座礁船でシュノーケリングをしてきたらしい。船の中ではシュノーケリングでも良いものが見られるようだ。今度はライセンスとって沈船を潜れよ!
で、機材を洗って干した。明日も天気になりそうだ、今夜と朝で乾きそうだな!本当に後半は天気に恵まれてきた!
で、ログ付ついでにディープブルーで手拭いを買おうとしたのだが、ガイド氏が“これは事情があり…”とビミョーな反応。よく分からないが、とりあえず別のものを買っておいた。そしたら、“誕生日おめでとうございます!”と言われ、ポストカードセットを貰えたのだ!…あれ?誕生日って申込フォームから思い起こしてくれたのか?とかく、この時点ですでに感動。

で、ボニーナで最終夜のささやかなる祝杯。また例のごとく酒呑みすずこだけ酒で、残る2人はソフトドリンクで乾杯!島の食材とともに最終夜を祝ったのだった。
で、パパヤに帰って風呂に入ると…2階のテラスから呼び出しが。2階に行くと…すずこ・プムと、例の慶應の野郎と、連れの相部屋の女性たちが。何だろうか。とりあえずウーロン茶を飲んでいると…すずこの掛け声!何とこの集会、俺の誕生日祝いだそうだ (前日だけどね) !そしてプレゼントとしてくれたのは…俺がディープブルーで選ぼうとしていた手拭い!この瞬間、ディープブルーでの今日の顛末すべてに合点がいった。なるほど、こういうことだったのか!いや~、ディープのガイドさんもようやるわw
で、どこで手に入れたのか、ケーキも出てきた。チョコには「ハッピーバースデークラゲさん」と書いてある。いやー、泣かせるじゃねえか!小笠原企画は全く間違っていなかったと確信。俺はこういうのにはとことん弱い。
…とか言ってたら、誕生日ライブということで落語をやるノリに。しかも俺の相部屋のおっちゃんたちも呼んで観客10人弱で。なぜ(笑) ってんで、栃木遠征でやる予定の“小言念仏”を演じておきましたとさ。結構ウケたのでご満悦♪
いやー、いい小笠原ツアーだったねえ。


<最終日(8月9日)>

いよいよ小笠原ともお別れか~。と思いつつ起床。荷物は前日のうちにまとめておいたので、午前中は悠々だ。

2人は小笠原海洋センターに行くそうなので、俺は周辺の挨拶回り、お土産選定および写真撮影に費やすことにした。父島ペンションの親仁さんにお礼を言いに行くと…なんと、アカガシラカラスバトが大村海岸に出現しているという情報までもらった。本当にいい人なのだ。父島ペンションさん、ありがとうございました!
大村海岸に行ってみると…大木の根元にいた!本当だ、こんな簡単に天然記念物に出会えてしまうのだな!あまり人を恐れないのか、何人かでカメラを構えて見ているのに逃げない。遠くから見ているのできれいには撮れないが、何はともあれ最終日に激レアな鳥を被写体にできたのである。
お土産選定をして、写真撮影をしつつ二見港へ。とりあえず奴らがレディースルームを取れるように、先にチケットだけ引き換えておいたのである。
おがさわら丸が沖に現れた。初日には撮れなかった出迎え風景を、最終日に撮影。いやー、天気が良ければこんなに活気のある出迎えなのか!この日に来た人たちは幸せだぜ…。
あとはディープブルーにもお礼回り。昨日の顛末をしゃべり、ガイド氏他と笑いあった。それにしても、7日間最初から最後までお世話になりっぱなしだったな、お礼を言っても言い切れないほど。ありがとうございました!
後はおがさわら丸とか、メジロとかを撮影し、時間を潰した。
そして最後に、パパヤに行って荷物を抱え、港まで運搬。トロピカルインパパヤの皆さんもありがとうございました!

さて、肝心の島寿司を昼飯に買い(このアイディアもディープのガイド氏が教えてくれたもの)、おがさわら丸に乗り込む。デッキで美味なる島寿司を食い、天を仰ぐと…なんと、太陽の周りに虹が出ている!これは確か“暈(かさ)”という天体現象だ!アカガシラカラスバトといい、誕生日にいいものがどんどんみられているな!そして、いよいよ出航の時間に。小笠原の出港イベントは感動的だと聞いていたので、期待が高まる。

出航の銅鑼。それとともに港には“蛍の光”が流れ、大勢の島民&ゲストが手を振る。中には「行ってらっしゃい、また来てね!」という旗を振る方も。船が岸壁を離れると、皆で岸壁を走って追っかけてくる。間もなく通過する青灯台では島民と思しき方々がどんどん海に飛び込んで手を振る。
それとともに、岸壁からクルーザーが何隻も並走してきた。そして沖を見ると…来てくれた!フェアリーブルー!ガイドさんたちとゲストのおっさんたちがひっきりなしに手を振ってくれる。俺も写真を撮影しつつ、ついつい手を振りかえさずにはいられないのだ。そしてある程度並走ののち、フェアリーブルーを皮切りに、飛び込みイベントが始まった!海の上で、皆律儀に手を振り続ける。小笠原ダイビングセンターの韋駄天は、ホイッスル吹いて順々に飛び込んでいた。
そして最後に海上保安庁の船が来て、大きく弧を描いて遠ざかり、30分にも渡る見送りイベントは終了を迎えた。


うん、正直ここまでで限界であった。とりあえず例の2人と慶応ボーイを撒き、甲板で去りゆく小笠原を撮影。カメラではまともに撮れていたが、正直どうしようもなく泣けてきてしまい、視界は完全に潤み、何も見えていなかった。いやー、ここまで良い土地だと、たった1週間しかいないのに別れがこんなに淋しくなるんだな。この時まさに「ここにしか咲かない花」の“寂寞”のパートが耳の中で流れていた。
…そんなことを考えていたら、小笠原ケータ諸島の上空に、見事な虹がかかった!もはや感動レベルもマックスを優に超えている。ひたすら海上に弧を描く見事な虹を撮影しつつ、消えゆく虹と小笠原を見送った。誕生日、天にまで祝われている気分だ。

で、後は暇な船上である。ひたすら撮影と、読書に費やした。船の上では様々な出会いがあるというのは本当で、小笠原に“0航海(つまり、小笠原滞在時間2時間半!)でクルージングを楽しむ大阪のおっさん達と話が盛り上がった。夕陽を撮影している俺の様子は、カメラに詳しいおっさんから言わせてもプロらしい。そりゃ、小笠原で撮った写真の累計は5000枚を超えるからね(←撮りすぎやw)!
で、夕飯は昨日ダイビングであったリピーターのおばちゃんのおススメ、牛タンシチュー。これが船内食とは思えないほど柔らかく煮込まれて旨いのだ!是非お試しあれ!

そして夜、俺の誕生時間22時22分はデッキにて。満天の星空を眺めつつ、その時を迎えた。こんな満点の星空だと、流星群はなくとも流星が見られるんだな。いやー、自然からも人間からも、最高の誕生日プレゼントをもらった気分だ。何か今日の記事は、いつになくロマンチックだな(笑)
そんなこんなで、満足して就寝。


<ホントの最終日(8月10日)>
船で目が覚める。酔い止めをもう一度飲む前に朝食を食ってしまったので、あまり量は入らなかった。

この日はもう、海の上でひたすら風景を撮りつつ本を読み、午前中をつぶした。カップ焼きそばを昼飯に食っていると…ついに1週間以上ぶりの本土が見えてきた!
そしてそれとともに汚くなっていく海の色。本当に、普段見ている東京湾でも太平洋から入っていくとその汚さが身に染みるな…。
東京湾に入ってからは、右側の木更津ホテル三日月を撮っては、左手にやってきたセブンアイランドの高速艇(水中翼船)を撮り、といった調子で忙しく撮影し、竹芝までの時間を潰したのである。

竹芝に無事着いて、記念撮影ののち、解散。あー、良い旅だった。


ご愛読ありがとう!今度は夏の末の北海道旅行を特集するよ!

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