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【理生小笠原旅行記③】小笠原中盤、遂に台風が抜けて晴れ間が見え始めた。晴れれば小笠原はボニンブルーと呼ばれる海の色がとても美しく、海の中の環境も最高だ。そんな中、中盤以降は毎日海の中に漕ぎ出していた。ダイビングでは写真を撮りつつ何百種もの生物を同定し、ドルフィンツアーではイルカの躍動する写真を撮影した。そんな小笠原海洋記、是非ご覧あれ!









<3日目(8月4日)>

天気は…ああ、雨降ってるよ…。全然よくなんねえなあ。
雨なので朝の散歩もなし。

で、今日は俺がダイビング、奴らが体験ダイビングだったはずなんだが、朝ディープブルーの親仁さんから電話があり、天気がやはり悪いので体験ダイビングを明日にして俺だけ行かないかという話になった。ダイビングに天気は(道中の船酔いを除いて)関係ねえし、これからさらに悪天候になるかもしれない(※この時、また熱帯低気圧が小笠原沖に発生していたのである(汗))し…と言うことで、俺はダイビングに漕ぎ出すことにした。2人?勝手にしろってんで放り出したよ(←薄情モンw)

さて、ディープブルーのクルーザー“フェアリーブルー”に乗り込む。今回のダイバーは6人、それなりの数だ。まあ、明日はおがさわら丸の出港日だから、最後にダイビングをしておきたい人が多いのだろう。それにしても、明日おがさわら丸で帰る人は(長期滞在者を除いて)青空見ずに帰るとか不憫やなw
そんなことを考えていたら、まともに雨が降り出した。雨に打たれつつ、船は進む。波は案外荒くないので、(酔い止め飲んだとはいえ)助かった。

1本目のポイントは“リュウモンサンゴ”である。リュウモンサンゴは俺も知っている有名な(?)サンゴであり、ひだが立ち上がってキャベツのような様相を呈する中々面白いサンゴだ。ただしもろいので、あまり手をつかない方が良いだろう。
そして、半年弱ぶりのダイビング、エントリー!…浅いな。久しぶりなので体慣らしに良いポイントだ。ロープはあったが、ロープなしで脚力で海底に突っ込んでみた。うん、技術は明らかに上がっている!もうそろそろ初心者卒業かな!
ガイドが来るまで海底のシャコガイやヒトデを撮って遊んでいた。シャコガイの同定が一瞬でできるようになりたいもんだ(たぶんヒメジャコガイかな…)。

我々は海底を進んでいく。何と、いきなりユウゼンを発見!小笠原ではよく見られるってのは本当なんやな!さらに、タテジマキンチャクダイもでかいのがフラフラしている。本格カメラに強力な水中ライトが仕掛けられているので、始めて水中でまともな写真が取れたのだった!
ガイドがフロートを打ち上げる様子を見物したり(最初高い音がしたからイルカでも居るのかと思ったw)、群れになったクマササハナムロの仲間(ミナミタカサゴかな…魚の同定は苦手だ)を必死で撮ったりと、沖縄では大分様子の違うダイビングである。
さらに、リュウモンサンゴのキャベツの葉の間をライトで照らして回ると…なんと、不意にネッタイミノカサゴを発見!しかも2・3匹おるで!(下手に手をつかなくてよかった…。) 何枚か撮ったが、その1枚は完璧といえるレベルで写し込めた!本当に、水中の花火のような美しさだ!

エキジットしてひょうたん島海域まで船を飛ばし、静かなところで昼飯。小笠原のダイビングは昼飯を買って乗り込むので、まあ大概生協のおにぎりかカップ麺である。この日はおにぎりを3つ買って乗り込んだ。酔っていないとうまいもんだな(つくづく1年半前の石垣ダイビングが恨めしいぜ…)。

さて、クルーザーの椅子に座って雨を浴びつつ半分寝てたら(←風邪ひくぞw)次のポイントへ。ポイント名は“赤ブイ”という。おがさわら丸の航路を示す赤いブイが浮かんでいるからだ。
船の上にいても利点はないので、また最初にエントリー。船の下で魚を取りつつガイドを待つスタイルが小笠原だ。ロープなし潜行もそろそろマスターだね。海底にはヨスジフエダイとノコギリダイが混在する群れが泳ぐ。ノコギリダイってフラッシュ消して撮ると背中の黄色い模様が発光しているように見えるんだな!(いや、発光してるのかな?)
このポイントもまたサンゴが面白い。シコロサンゴという巨大な塊で、網目状の隙間にはまたもや生物が豊富だ。今日は水中ライトが大役立ちだな、なにせ明るさは驚異の1500ルーメン!…通じねえか。直に見ると一瞬で目がくらむぐらい。こんなに強くとも水中だと1mも照らせないんだから世界が違うのだ。中を覗くとエビスダイ系統(クロオビエビス?)がいたり、まだ見ぬヒトデがいたりと中々のものが発見できた。
さらにサンゴの間にまたネッタイミノカサゴを発見し、レンテンヤッコを見つけ…。サンゴの間はミラクルワールドである。

さらに、ここの名物はハタタテハゼである。とにかく小さいので、カメラの先に嵌める望遠レンズを装着して撮影に挑む…が惨敗。やはりちっこいものの撮影は非常に難しい。同じ望遠レンズでミクロのヒトデはきれいに撮影できたんだけどね。
さらに、先ほども出たユウゼン。エキジットポイントで暫らくうろうろしてくれたので、納得のいく写真は一応取れた。模様が細かく焦点が合わない上にふらふらと泳ぐのが早いので、きれいな水中写真なぞなかなか撮れない。

そんなんで充分に満足し、船は帰路へ。昨日の製氷海岸沖のポイントでシュノーケリングをしようか、とガイドが提案してくれたものの、雨のせいでポイントが濁っていてどうしようもないので断念。そのまま帰ってきた。

で、宿に帰って機材を洗っていると例の2人が登場。まあ雨でやることもないのでその辺をふらふらしていたそうだ。ライセンスを取っていればダイビングに行けたものをね(※俺は小笠原前にとっておくことを提案したが、金と暇がないので断念したそうです。一応弁明しておくよ(笑))。
夜はまた紅茶を買い(酒呑みすずこはパッションフルーツ酒だったがw)、父島ペンションの最終夜を静かに祝う中夜祭を開催。しかしやっぱり卒業しても学校自慢って話のタネになるもんだな、特に開成では運動会がね。あと、開成の常識は完全に世間では通用しない、つまりわが母校は非常に異質で独自な素晴らしい学校だと分かったのである。
そんなこんなで、我々は明日は宿替え(歩いてたった40秒だけど)だし、全員ダイビングなので早めに寝た。


<4日目(8月5日)>
3人そろってダイビングの日である。この日はおがさわら丸の出港日だから、午前と午後で船が分かれて(いったん港に帰って)のダイビングなのだ。
とりあえずいつも通り、フェアリーブルーの泊まっている青灯台へ。この日の午前は体験ダイビングの4人(うちの連中2人と他の方2人)と乗合だ。

二見港を出て、いつも通り兄島方向へ。昨日より青空がのぞいており、いくらか航海日和になってきたのだった。船が止まった先は…。あれ?ここ見たことあるぞ?ああ、昨日休憩した場所だ。
ポイント名は“ひょうたん島”と言った。家にある小笠原のダイビングガイドで見た気がするな、と思いつつ、「Cカード持ってる先生」(←ほかの体験ダイバーに対して、ライセンス持っている俺はこう呼ばれていた)はガイドさんと2人でマンツーマンダイビングに出発なのだ!

エントリーし、素早く潜行。いいね、マンツーマンダイビングは!俺が面白いモノ見つけて止まっても、置いて行かれることがない!ふらふらと海底のものを撮影しながら、いつしか30m超の海底へ。やはり世界が違うな!
そこには、ヨコシマニセモチノウオと言う普段は深場にいる魚がいた。あまり大きくはなく、また臆病なのですぐに去ってしまったが、貴重なものに変わりはない。さらに、黄色と赤と白の美しいエビを発見。水族館でよく見るホワイトソックスの仲間のようで、ガイド氏が手をクリーニングさせていた(笑)
その後は、ゆっくりと浅場へ移動し、ミズタマサンゴに着くバブルコーラルシュリンプ、キンメモドキの群れなどを見、また俺はいつも通り紹介されてもいないシャコガイやヒトデを撮りながら浅場へ。安全停止中に ま た ユウゼンを発見し、どこにでもいるなー、と思いながらエキジット。

船の上では、例の2人を含む体験ダイバーがもう1人のガイドから講習を受けていた。そして俺と入れ替わりに、船の後ろのタラップから海に入っていった。
その間にCカード持ってる先生は、せっかく離島まで来たということでシュノーケリングへ。いいね!こんな深い海の上でシュノーケリングってのは!しかもこんな深いのに海底がしっかり見えているのが小笠原の凄さだ。
そして、海に出ると…まだ実物を見たことのないクラゲに出会う。これは…ヨウラククラゲかな?そしてこちらはコヨウラククラゲであろうか。赤色の栄養体が非常に美しいクラゲである。いやー、海中でクラゲに会えるとは実に運がいい!
で、体験ダイビングの連中の泡をシャワー代わりに浴びながら(これが意外に快感なのだ!)、奴らも必至だな~、とか考えつつその上空を泳ぎ回っていたら、なんと、有櫛動物では俺が一番好きなオビクラゲを発見!体が帯状に引き伸ばされ、櫛板が縦に走って煌めいているとてもきれいなクシクラゲだ!テンションが上がったので撮りまくったが…中々焦点が合わない。やはりクラゲを撮るのは難しい(そこに張り合いがあるのだが)!

さて、体験ダイビングの連中に先んじて海から上がり、シャワー(今度は本物(笑))を浴びて照りつける日差しで乾かした。間もなく上がってきたプムとすずこは、やはり海中がいたく気に入ったようだ。そりゃそうだ、スキューバは、海屋だったら絶対に欲しいライセンスだよ!今度海国に行く時は、必ずライセンスとっとけよ!(←Cカードもってる先生のおススメ(笑))
そういえば、ガイドさんにクラゲの報告をしたら“海中でクラゲに会ってテンションあがる奴は初めて見た”とか言われた。まさに予想通りの反応である(笑)
で、入港してくるおがさわら丸を見ながら、いったん帰港した。
父島ペンションに預けた荷物を持ち、歩いてたった40秒のトロピカルインパパヤへ。親仁さんの説明を聞き、館内を見物すると、非常に良さそうな設備が沢山あった。ここから3日も面白くなりそうだ!
…おっと、そんなことを言ってはいられない。早く船に戻らないと!

午後、勿論俺はダイビングをあと2本やるために船に乗るが、連れ2人も特別にシュノーケリングに連れて行ってもらうことになった。ウエットスーツ貸し出しで普段行けないポイントに行けるんだ、こんなお得な話はない。小笠原の方はホンマに良い人々である。
しかも、ダイビングの前に我々3人組を待ち構えるイベントがあった。おがさわら丸の見送りである。おがさわら丸が出航するとき、何隻ものクルーザーが並走し、おがさわら丸を見送るのである。しかも、最後に船の2階から皆で飛び込むのだ!これを是非やってみたかった。俺だけでやろうと思ったら、彼女たちもやるらしい。度胸あるなこ奴らw
で、いよいよおがさわら丸に並走。思い切り声を張り上げる。
「帰ってこいよ~!!三日後に!!」
…次は自分の乗る便だから(爆)
そして掛け声とともに、鶴のフォルムでジャーンプ!晴れているので実に気持ちがいいのだが、おがさわら丸の起こした波でまともに海水をかぶる!上手く手を振るには中々に鍛錬がいると思った。

さて、そんなこんなで2本目のポイント。場所は“洲崎”である。
いつも通り真っ先にエントリーし、海底にてガイド氏を待つ。シャコガイの写真は小笠原で何枚撮ったかわからないぜw
今度のポイントの名物は、ドドーンと巨大な沈船だ。進んでいくと、目の前に巨大な丘が現れた。しかも、よく見れば表面は平らで金属が錆びたような見た目。間違いない、これが古の船なのだ!船の表面についているサンゴの中には、かわいらしいフリソデエビがいた。かわいらしいナリをしてヒトデなどの皮を引きちぎって食う。
そしてその丘を登攀すると、目の前がパッと開けた!船の甲板部(と推定)、大きな崖だ!下に降りると、底には船の部品の残骸が積み重なっている。その間に、ゆらゆらと泳ぐ不気味な影!おお、今度はハナミノカサゴじゃねえか!しかも2匹も!…かなり大きいし、ヒレが真っ白なので老齢の個体なのだろうか。まあどっちにしろ触れたくないのでそそくさと泳ぎ去った。
ミノカサゴが他にもいないか注意しつつ、沈船内をライトで照らす。このバカ照度の水中ライト、今日も大活躍だ!その先をよく見ると…イセエビだ!恐らく色からして、アカイセエビかカノコイセエビだろう!無脊椎屋の情熱に火が付き、周りを気にせず何枚も写真を撮影。いやー、可愛いもんだ!ふと周りを照らすと…イセエビがうじゃうじゃいるじゃねえか!無脊椎天国である!…あ、またおいて行かれた(笑)
あとはヤガラ、ツバメウオなどを見て、沈船を後にする。沈船ダイブは、船自体が見物対象だから面白いのだ。

船上に上がってシュノーケリングコンビを拾い、また船を走らせ3本目のポイントへ。3本目は西島北といい、回遊魚も入ってくるポイントのようだ!
エントリーすると、車ほどもある巨大なゴロタ石が積み重なっている。ライトで隙間を照らすと、もう見飽きたマツカサ類が泳ぎ回っている。頭上を見上げると…フェアリーブルーの下に、回遊魚の群れ!あれはヒレナガカンパチ、こっちはイソマグロだろうか?小笠原初の回遊魚である。
で、ゴロタ石の急斜面を下っていくと、今までよりさらに大きなタテジマキンチャクダイ、そして真っ黒なミノカサゴ。これは本家のミノカサゴかな?そうならば、ミノカサゴ系は3種目である。それにしても不気味にたゆたっているな…。さらに磯の王者、イシガキダイ。小笠原にも大物狙いの釣り師は来るのかな?
ヒトデも(ここまでで恐らく2種か3種見ていたが)さらに巨大なものを発見。しかし、アオヒトデにしては紫色だし、ムラサキヒトデにしては赤紫の鮮やかな筋があるし…しかも腕が4本。よく分からないヒトデだ。分類って本当に難しいな
そんなことを考えつつ、安全停止に入る。あれ?腕が軽い。…あ?カメラは?慌てて後ろを見たら、海底に沈みゆくカメラが。…おい!俺のカメラ!大慌てで耳抜きも大概に一気に潜り(←よろしくないダイバーの典型例)、なんとか回収してガイド氏に追いついた。あぶね~。

そんなこんなで3本のダイビングを終え、無事パパヤに到着。機材を洗い終わったころ、パパヤの姉ちゃんが一番風呂を俺に耳打ちしてくれた。まだ他のツアーの方は帰っていないようなので、一番風呂を堪能させてもらった。
夜は相部屋になったおっちゃん達とダイビングの話で盛り上がる。それにしても、東大生ってだけで世間の扱い変わるなあ。小笠原好き民族の仲間として扱ってくれないもんかな。まあ、ここの人達はすぐに打ち解けてくれたので一安心。俺の水中写真に驚愕してくれたのでご満悦♪

あ、ちなみにパパヤでは夕飯を頼まなかったので、ディープブルーのガイド氏に聞いて(相も変わらず使い倒してるなあw)、ボニーナというレストランへ。せっかくなら島の食材を、ということで四角豆の天麩羅や島魚のフライ、そしてウミガメの煮込み(!)と食いたい放題。考えたら連れもよくのってくれたよな、やっぱり理生はノリがいいw

夜は大村海岸に単身ウミガメを探しに行ったが、やっぱり見つからなかった。


<5日目(8月7日)>

この日はダイビングは一休み。小笠原で最もポピュラーな、クジラ・イルカ・南島・兄島海中公園堪能ツアーを申し込んでいるからである。…って、やっぱり海ではないかw
青灯台で待っていたら、今回のツアーの主催者、ピンクドルフィンのグラスボートがやってきた。どこに居ても目立つような、きれいなピンクの船である。

この日のツアーはどこも埋まっていた位なので、この船もごった返していた。そりゃ、ライセンス持っていないと参加できないダイビングと違い、誰でも参加できて世界遺産南島と人気のイルカが見られるこのツアーは大人気なんだろうなあ。
沖に出てすぐに、何隻かのクルーザーが集まっている。その間には背ビレ。ちょ、イルカ出現早すぎ!ということでウエットスーツを着込んでいた俺は、出航後いきなり飛び込むことになったのである。準備のできてた数人とともに、巨大カメラを抱えて船の後ろからエントリー!
…一頭だけいる!しかし、遠くて撮影できない…。結局近くに浮かんでいたコヨウラククラゲを撮影しただけだった(笑)
船に上がってしばらくは他の人がイルカを探すのを見る。この人たちはいいシーンを見ているんだろうなあ、つくづく先鋒は損だったぜ…。で、最後にもう一度、飛び込むチャンスをもらった。今度こそ撮影を決めねばならない!運命のエントリー!
…居る!しかもとんでもない数だ!感動も大概にして、早速シャッターを切りまくる。その1枚目が、奇跡的なほど躍動感あふれる写真になった!この1枚を取れただけで、この日は成功と言っていい。その後も二十頭近いイルカを追っかけまわしながら(←いけません)写真を何枚も撮影。いやー、やはり野生のイルカはいいもんだ(※俺は4年前に高校生物部の合宿で御蔵島のドルフィンウォッチングに行ったのだが、船酔いでドルフィンウォッチどころではなかったのだ。イルカにリベンジできたので感動も一入なのである。)

さて、我々を乗せた船は一路南島へ。南島は、小笠原を世界遺産にした原動力になったほど、独自の環境を持つ島なのだ。
南島には入口の狭いサメ池という湾から入る。普通はクルーザーから小舟に分乗して入るらしいが、ピンクドルフィンだけは船長(スタンリー)がとんでもない操船技術を持っているので、クルーザーでそのまま狭い水路を突撃して湾に入るのである。あまりに岩の間をうまく抜けるので、思わず客から歓声が上がるほどだ。
で、南島特有の沈水カルストの上に上陸。南島は歩くルートすら厳密に決められ、同辱物が踏んづけられないように管理されているのだ。そのルートをガイド氏について進む。右側の崖の下の海を見ると、なんとネムリブカがうじゃうじゃいる。しかも陸上から見えるほどの浅瀬に。これがサメ池の名前の由来なのだとか。右側の茂みの中には、ミズナギドリ系統のヒナがいた。雪ダルマみたいで可愛いねえ。
まずは我々は展望スポット(尾根の上)へ。眼下には南島のサメ池、扇池、陰陽池、そしてそれを繋ぐ巨大な真っ白な砂浜!逆側には南島瀬戸の海が広がり、その先に見える父島にはハートロック(数日前のバーガー屋じゃないよ(笑))が!絶景なので、シャッターを切りまくった。
そして我々一団は扇池へ。飛び込んで遊ぶ連中もいたが、俺は生物のいる海で泳ぎたいので遠慮申し上げ、ひたすらパノラマ写真を撮影。地上にいても美しい島なのだ。浜にはヒロベソカタマイマイなどのカタツムリの半化石(遺骸には違いがないが、土に埋まって変性とかしていないもの)が無数に転がっている。小笠原は、カタツムリ類の進化を研究するのにとてもいい環境なのだそうだ。理生のあのおっさんもここの研究をかじっているのだろうか?持ち帰りは禁止されているので、何枚も写真に収めたのだった。
その後、陰陽池を見て引き返し、クルーザーに乗って島を後にした。

次にやってきたのはキャベツビーチ、兄島海中公園の中でも海中風景が美しいと評判だ。ここでランチタイム(と言っても結局生協のおにぎり(笑))をし、食い終わった人間から海中を見るべくシュノーケリングへ。
おお!こいつはすげえ!船の周りに魚が乱舞している!…よく見たら、船の上からスタンリーが餌をやっているのだ。ホームページに会った餌付けショーってこれだったのかw ほとんどがロクセンスズメダイだが、中にはイロブダイ、イスズミ、そしてベラsp.の姿も。さらに、海底を見ると…ハタが何種も!バラハタ、アオノメハタ、ユカタハタといった青斑点ハタたちに加え、カスリハタ、ヤイトハタ(マダラハタ?)、キジハタなど。ハタの好きな俺には絶好の撮影ポイントだ!
そしてなぜか、中層部に大量のゴイシウミヘビが塊を作っている。何だ!?…ああ、やっぱりスタンリーか。今度は餌を入れた籠を降ろしてやがるよw触ってみろと言われたので、俺もゴイシウミヘビを撫でてみた。意外にかまれないもんなんだな。
そういえば周りの様子を見ると、ほとんどが水着にライジャケでシュノーケリングしている。俺のようなウエットスーツ完全防備の人間は他にいない。やっぱり奇怪に映ったんだろうなあ(笑)

で、その後はゆったりと父島北部を遊覧しつつ、帰ってきた。結局マッコウクジラは沖にいるということで、夏は鯨はオフシーズンだそうで。なら、冬にもう一度行くまでだ。待ってろ、ザトウクジラ!(←気が早いw)
で、港に戻って素早く機材を洗い、ディープブルーに行って翌日のダイビングの申し込みをし(←ホントに立地が手軽w)、またもや一番風呂に入らせてもらった。運がいいねw

で、このツアーでたまたま出会った慶応ボーイ(ダイビングには縁がないらしく、俺のウエットスーツ姿にギョッとしたらしいw)に誘われ、三日月山ウェザーステーションに登ることに。パパヤで連れが相部屋だった女性2人を含め、5人で三日月山へ。その片方の方とダイビングの話に花を咲かせる。どうもこの日は、ディープブルーで閂ロック(父島周辺では回遊魚狙いのビッグスポット)に潜ってイソマグロを見てきたらしい。よし、絶対に明日潜ってやる!
三日月山までは30分の道中。初日当たりの雨で靴が2足死んで、パパヤの物干しに干していたので、ギョサンでの登山である。舗装路であるとは言え、かなり歩いたもんだ。で、そんな我々の横を原付がすいすい登っていく。やっぱり本当は原付で行くところなんだろうな。
まあ、なんとか登頂し、東屋へ。…おおっ!確かにこれは絶景だ!右手には兄島周辺の島々、左手には遠く母島を望み、目の前には遮る物なく広がる雄大な太平洋!美しい風景を余すことなく切り取ろうと、早速シャッターを切りまくる。パノラマ写真を駆使し、ひたすら美しい風景を撮影!
日が沈み始めた。連写のごとく、ひっきりなしにシャッターを切っていた(ここで連写に頭がいかないのが未熟なところ…唯一の後悔)。そして、日没のコンマ1秒前に切った写真には!何と、太陽が淡く緑に光っていた!伝説の天体ショー、グリーンフラッシュに遭遇してしまったのである!グリーンフラッシュは沈み際の夕陽が一瞬だけ緑に煌めく幻想的な天体ショーであり、水平線まで雲のない環境でないと見られないため、一か月に一回見られるかというレベルの激レアなものなのだ!それをただ1日三日月山に登った日に見てしまったのである!前半の天候の不運を巻き返すほど、後半には運が向いてきているなあ!
…ただし、日没後なので帰り道は真っ暗。ここでも俺の先見の明が役に立ち、ヘッドランプと水中ライト(手持ち)の二刀流。これ持ってなかったら、おそらく3人とも帰れなかっただろうね(笑)

この日の夜は、ディープブルーのガイド氏に安いと紹介された居酒屋へ。ただし3人とも飲まずに、ひたすら食ってました。ぼんじりとか(笑) そういえば、プム氏と相棒トークになってすずこを疎外したっけね(笑)
夜は例の慶応ボーイと4人で大村海岸に陣取って何か進路についてしゃっちょこばった話をした記憶が。俺は普通になるようになる方式で行こうと思っているんだけどなあ。なんか無駄に深く悩むやつっているんだね。わざわざ理学系に来たんだから、別に人の役に立とうなど、一切思わなくていいと思うのだ。(てか役になぞ立ちたくねえし。)
明日は最終日ダイビングだ、機材整理して、早めに寝ねえとな。


さて、後半戦は次の記事に。
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