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【2012沖縄合宿2・石垣島篇】さあ、海国の宮古を抜けて、次は石垣島である。石垣島は去年の悪天候によりあまり堪能できなかった島なので、今年はリベンジに燃えていたのだ。ただし、今回の石垣滞在の最大のイベントは日本最南端・波照間に船を出し、日本最南端を制覇したことである。まあそこんとこ、じっくり見ていただこうか。










前回は宮古から旅立ったところまで話したんだっけな。その続きである。
3月16日(5日目)
いつも通りチャチなプロペラ機に乗り込み、長間浜を下に見つつ石垣まで飛行。少し寝てたら石垣空港に着いてしまった。
石垣空港で、本島にいた連中と合流。一気に人数が膨れ上がる。やれやれ、ここからは面倒な自炊生活が始まるんだな、去年のなかしーさんの気持ちがよーく分かったのだ(苦笑) 今回は車がいっぱいなので、荷物運びを作る余裕もなく、狭い車の中で耐えざるを得なかった。まあ運転するよりはマシかw

ココスは去年と全く同じ様相を呈していた。去年と違うのは、我々のテントが2基多いことである。ホントに今年は人数が多いなw
夕飯(面倒な自炊)のあと、夜の磯採集に降りてみた。いつもの海屋のメンバーでココス下の磯をあらってみる。去年はピーマンと一緒にウツボを見つけた直後、洋に飲み会で呼び戻されたので(←いまだに根に持っている(笑))、今年はそのリベンジを期したい。長靴を履いて探ってみると、思いのほか豊かな磯であるようで、少し網を入れるだけでカニやヤドカリ、貝がゴロゴロ発見できた。そんなことをしていると、バンビが「ウミヘビだーっ!」とか叫んだ。ウミヘビ!これは見たい!ってんで皆で集まる。確かに小さめのならこんな磯にいても不思議ではない!…しかし自分で捕まえたくはないな。で、逃げ込んだらしい岩をひっくり返したら、いた!!早速捕らえる。飼育ケースに入れると…なんだ、ウツボじゃねーか!(後で調べたらアミメキカイウツボと言う種類らしい。知らねえよw)
さあ、そんな冗談はともかく、この日(昼夜合わせて)の磯採集は思いのほか大漁で、アミメキカイウツボ2匹にボラの子、小さなハゼ数種、エビ2種、カニ4種ほど、ハナシャコ(それにしてはやけに地味だったが、形が明らかにハナシャコ)、スベスベサンゴヤドカリ。さらにオオイカリナマコ、タカラガイ、ムシロガイの仲間、ゴカイの仲間(所謂コガネムシ?)、さらにウミケムシ(有毒種、佐伯が刺された(汗))等多岐に渡る。ココス下がこんなにパラダイスだったとは!去年開拓できなかったのが実に残念だ。
さあ、明日は波照間だ、早く寝ねえとな…。


3月17日(6日目)
波照間行きの高速船は風が悪いとすぐに欠航する。合宿中、この日の天気が一番気になった。果たして結果は…超快晴!安栄観光に電話した結果、案の定ツアーは催行されるようだ!
今回の波照間は元来一人で行く予定だった(他に希望者なぞいないだろうと思っていた)。だが、俺が盛大に生研ノートで呟いていたら、希望者が4人も出て、計5人(なかしーさん・パイナップルさん・にしかわさん・のもすそして俺)に膨れ上がったのだ。洋に送迎を頼み、5人で石垣港へ。
波照間航路は波が荒いことで有名。今回は酔い止めを飲んでいたので安心して乗り込む。何とか寝ようと頑張ったが、肝心な時はすぐ目が覚めてしまうもので、30分ぐらいで起きてしまった。…いわゆる“船酔いローテーション”状態で、激しい上下運動の繰り返し。2回ほど、エンジンが止まって船が自由落下する状態になり、船室から悲鳴が上がった。こりゃ、酔い止め飲んで来てよかったぜ…。

結局そんな船に揺られること1時間、最南端の有人島、波照間島についに到着!喜び勇んで自転車を借り、ついに波照間サイクリングが始まった。
まずは早速、皆で最南端に特攻することに。波照間島は小さいうえに平坦なので、チャリでも余裕で島を回れるのである。多少道を間違えつつ、10時15分ごろ、ついに最南端の碑が見えてきた!しばらく皆で眺めた後、証拠写真を撮り…。
最南端制覇、達成!
いやー、この瞬間のために波照間に来たのだ。波に揺られた甲斐があったぜ!あとは最西端、与那国を残すのみである。これも今回行けるのは確実だから、最大の壁を乗り越えた。
最南端の碑の南には高那崎のそそり立つ絶壁(推定30m近く)があり、南風にあおられた波がまともに打ち付けていた。崖に打ち付けたり、波同士でぶつかり合ったり。そのたびにものすごい水煙が上がり、崖の高さ以上まで打ちあがることもあった。俺が人生20年で見た波の中で、最も豪快な波である。断崖の下を眺めつつ、砕け散る巨波を数十分にわたり撮影。巨波に感動していたら、同行者を大分待たせました、すみません(笑)
そして星空観測タワーに行き、最南端の証明書を購入!こちらも残すは最西端のみだ!…ここに夜に来られないのは勿体ないな。今度は南十字星をじっくり見たいもんだ。

この後はひたすら波照間島をサイクリング。この日の行動はざっとこんな感じである。
まず西に向かい、ニシ浜に出る。海の美しさにただただ絶句した。正に“波照間ブルー”ではないか!全国を回った俺が沖縄で、いや、日本で見た海の中でも、美しさは1,2を争う。自転車で10分の距離に、豪快と優美が同居している。さすが「果てのウルマ島」(波照間島の語源)!本当に、沖縄のどこよりも美しい島である!
ここで腹ごしらえ。ガイドマップに載っている花HANA食堂でココナッツチキンカレーを食す。サイクリングの疲れが相まって実に美味い。
そしてついに単独行動の時間だ!俺の目標は、波照間一周と、波照間空港の廃墟を見に行くことである。波照間空港には5年ほど前まで飛行機が飛んでいたのだが、今はもう使われていない。それだけに秘境感が増し、環境破壊も進まない美しい島が保たれているのだろう。この島は、あくまで難所であってほしい。
波照間を一周するにあたって感じたのは、とにかく蝶や蜻蛉ほか、虫が多いということだ。鳥も大勢いる。この島、マジメに分隊設立候補になるんではないか?海屋としても、ニシ浜でのシュノーケリングが気になるし、ダイビングもしてみたいものだ。
最後にレンタサイクルの店の近くの共同売店で幻の泡盛“泡波”を入手。ポケット瓶サイズで、波照間では300円ぐらいなのに、石垣では800円ほど、本土では数千円の値がつくというとてつもない泡盛である。これはドライバー代として森田にあげることにした。

そんなこんなで、波照間出航の時間になってしまった。港で見たのだが、この島はとにかく海水の透明度が高い!だから海があんなに綺麗なのである。
そんな最南端の島に別れを告げ、俺は石垣のココスに戻った。夕飯のチャンプルーを食いながら、この日の成果を噛みしめる。いやー、実にいい日であった。
…え?夜釣り?行った気がするけど、殆ど岸壁で寝てたので覚えてねえやw


3月18日(7日目)
石垣中日。この日もピーカンに晴れている。去年とはうって変わって、天候が恵まれてきた!…しかし気になるのは、漸く海屋の好条件になってきたこの日に、あの人が押しかけてくることである。そう、誰とは言いませんが前線とともに生きるあの方が(笑)
とにかく、今日は貴重だ。何せ、石垣で初めてシュノーケリングができる気候なのだから!ってんで、バンビの調べてきたシークレットビーチ、“川平タバガー”へ向かった。シュノーケラーは全員来るのかと思いきや、二宮さん・西川さんそして森田は米原に行ってしまったので、完全なる少人数遠征である。
到着した川平タバガー。うわっ、ホンマに誰もいねえw ごみは流れ着いているものの、白浜には足跡もほとんどなく、美しい海が広がっていた。天気も上々(ただし風は強いが)なので、とりあえずウエットスーツ着用で海に飛び込んでみた。
…おう、確かにこれはすげえ!海の中、魚の乱舞なのだ。魚だけではなく、アオヒトデやオオアカヒトデも豊富にいる。魚影を見る限り、宮古の長間浜よりも多いんじゃねえか!俺が今まで見た沖縄の中でもナンバー1,2を争う豊かな海だ。サンゴの状態も美しく、ほとんど折れていない。正に“手つかず”といった感じが強い。
…ただし、同時に俺は不穏なものも見つけてしまった。サンゴの根を離れ、アザミサンゴの点在する砂浜上空を泳いで行くと…トゲトゲの腕、不気味な赤黒いボディー…そう、オニヒトデである。しかも1枚や2枚ではない。アザミサンゴ1つに7枚はついており、砂地にまで落ちている。ちょっと嫌な予感がしたので根に戻ってよく見たら、根にも平均して3匹ほどはいるのだ。まさにオニヒトデも“手つかず”であり、昼間から堂々と活動しているのである。こいつは有毒種、刺されんように気をつけねば…。
結局シュノーケリングは3本やった。ピーカンなので、あまり海に入らないでいるとすぐに日に焼けてしまうのである。成果としては数えるのが大変なほどの多種多様な魚たち、そしてかなりの数のヒトデ。アオヒトデは砂地にもっていき、ひっくり返して元に戻る様子を観察した。無脊椎マニアとしては手つかずのサンゴも興味深い。…その一方で、有毒種もオンパレードで、オニヒトデ多数に始まりイモガイSp.(ツボイモかタガヤサンミナシか)、ウデナガウンバチと思われるイソギンチャク、さらにラッパウニ。何というスリリングなスポットだろうか!(笑)…俺以外、こんなもん見ても誰も得しないかw
まあとにかく、生研のポイントマップのAクラスポイントに無条件で追加である!

ちなみに、ここは“シークレットビーチとして”地元の人には有名なのか、俺らが滞在した6時間の間に、何組かの人間がやって来ては消えた。一番おもしろかったのが、花嫁と思しきウエディングドレス姿のLadyがやってきたこと。勿論タキシードの野郎と、何人かの連れ、そして本格的なカメラマン。…?近親者のみの結婚式?それともウエディングプランかなんかの撮影?…言えることは、花嫁が日焼けをしに来たことだけだ(笑) ちなみに、ちょうど俺が休憩中だったので、あのカップルの後ろにはウエットスーツとサングラスの怪しいおっさんが写っていることになる。当然そんな写真は採用されないだろうがw
そんな下らん話はともかく、予定より1時間遅くやってきたチキンのお迎えで帰ったのである。車はずいぶん汚かったな、落ちない汚れを含めて(爆)

この夜、亀公、しょーじさん&お連れさん、そして大明神がやってきて、人数が最大に。賑やかなカレーの宴だ。…飲み会やらないらしいけど(笑)
…で、あのお方が来たのになぜか雨が降ってない!おまけに干潮、こりゃ磯採集の好条件だ!ってんで、今宵も磯採集に繰り出す。今回はメンツが10人近く、かなりの野次馬数戦力数だw で、磯に出て数分、早速とんでもないものを発見し、寄りつく集団。何と寝ていたヒトヅラハリセンボンだ!網でゆすられて膨らまされ、必死で泳がされて笑いものにされる哀れなハリセンボン。俺も例外ではなく動画に収めた。その後、飽きた連中が帰る中、俺らは11時過ぎまで採集を続け、フウライチョウチョウウオの子供(やっぱり寝てた)、ネンブツダイ型の魚(ただしエメラルド色)、よく見るスズメダイとハゼ、幾種ものカニ、テッポウエビ。さらに一昨日よりでかいウミケムシ、さらにナマコとウミウシ、ヒザラガイSp、ミナミウメボシイソギンチャク、スナギンチャク系の何か。レアモノとしてはユキミノガイとトックリガンガゼモドキ。ユキミノガイは一見ごく普通の二枚貝なれど、触手を伸ばして跳ね回るようにすごいスピードで跳ね回る。佐伯が「ものすごいスピードで走る貝がいた!」と叫んで捕まえてきたので、バンビの飼育ケースにキープ。トックリガンガゼモドキは名前の通りガンガゼの仲間。山下がパイプウニと思って普通に触れていたらしいが、俺の記憶通り短い棘にはガンガゼ同様の毒があるらしい。あわや惨事だったのだな…皆さん、見知らぬウニに不用意に触れるのはやめようね。ガンガゼとは異なり、赤茶色で縞々の棘とエメラルドグリーンのラインが映え、大変に美しいウニである。
そんな磯から天を見上げれば、満天の星空。北海道に続き、オリオン座を撮影した。街燈もないし、つくづく最高のロケーションなのだ。
キャンプ場ではシャコパンチの動画も撮って、まさに大収穫の1日となった。ただ一つ惜しむらくは、この日中嶋さんだけが行ったマンタスクランブルに行き損ねたこと。これは来年に持ち越しだ!


3月19日(8日目)
石垣最終日である。この日は若干天気が悪いうえに風が強く、さすがにシュノーケリングはできなさそうなので、サザンゲートブリッジで釣り(石垣でグダる時の典型例(笑))をすることにした。
パイナップル氏の運転でサザンゲートに着き、適当に糸を垂らす。程なくして、アイツが寄ってきた!そう、住み着いてる野良ネコがw(去年の冬春参照。ロクセンスズメダイ相手にネコパンチで盛大な格闘を繰り広げていた) バンビがロクセンスズメダイを釣ったので、昨年同様に生きたまま放り投げてみた。
グワッ!ガブッ!ガリガリガリッ!(←噛み砕く音)…凄っ!昨年と違い、手間取りもせずスズメダイに齧り付いていく。こ奴、1年で“噛み砕く”を覚えた!確実に進化している(笑)
ちなみに、我々が釣ったのはスズメダイ系(←さすがに食う気にならない)を除くと、二宮さんが釣ったオジサン1人1匹のみ。まあ要するに、生研の釣りは“適当”がモットーなので、大概マヌケな雑魚しか釣れないのだ(笑)

で、いよいよやることがなくなった我々は午後はシークレットビーチの開拓に費やすことに。これは来年につながる活動だ、我々も献身的だな(笑) 今回開拓するポイントは御神崎(うがんざき)。またもやよく分からん森の中を下りて行くので、周囲の目印はしっかりと撮影しないと翌年以降のためにならないのだ。
御神崎の浜は、昨日なかしーさんが(ダイビングボートで)沖側から眺めていた通り、奇岩と崖に囲まれた風光明媚なビーチであった。昨日の川平タバガーと異なり、浜にはゴミひとつなく、白砂とサンゴの欠片と貝殻が山積みになっている。ビーチコーミングには最適だ。その代わり、このくそ寒い中海に突っ込んでいった馬鹿野によると、海の中は岩礁地帯であまり魚影は濃くないようだ。まあ、初心者向けポイントってことだな。
ちなみに、ビーチまでの長いジャングルの中には透明な泉があり、周りには虫や鳥も居そうだったので、海屋さん以外も行ってみるといいかもしれん。森の中では、巨大なホラガイに入ったムラサキオカヤドカリらしきヤドカリ(ついに殻から出て来なかったので、ハサミしか見えなかった(涙))を見つけた。

そんな感じで我々は石垣生活を終えた。結局シュノーケリングは1回のみであったが、それは次回に持ち越しと言うことで。飲み会では例のごとくルートビアを飲みつつ、水族館トークに花を咲かせておりました。


3月20日(9日目)
与那国に移動する日である。石垣港まで行かねばならないので、割と朝が早い。それなのに、前日から探している時計が一向に見つからない。結局発見することができず、野元にテント(石垣残留隊に残る)をたたむとき見つけたら拾ってくれと頼みこんで出発した。
レンタカー返却時、チキンがつけた消せない汚れはお咎めひとつ受けなかった。保険の力って偉大だね(笑)

さあ、次は与那国だ!すぐに記事をまとめるぜ!
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