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【生研沖縄合宿記其の4(西表島篇)】さあ、長かった合宿の最後の島である西表島での生活を特集して合宿記を締めるぜ!西表島はまさに“亜熱帯”といった趣で、大自然を堪能できる野性的な島だった!その中で野性的な生活をしていた我々生物学研究会の海屋が一体どんな生活をしていたか、括目せよっ!!








さあ、長い長い合宿記もこの記事で終わるよ。今回は西表島での生活を振り返る。

3月22日(12日目)
石垣島についた我々はフェリー桟橋を目指した。西表島は空港がないため、石垣島からフェリーで行かねばならぬのだ。
しかし前にも話した通り、天気は非常に悪く海も大荒れ。上原便(上原港に行く船)は欠航であり、大原便だけが運航していた。まさに船酔いしてくださいって言ってるようなもんじゃねえか(涙)
でもまあ、この荒海を乗り越えなければ西表島の大自然が見られないと思い、覚悟を決めてフェリーに乗り込む。

…?
あれ?あんまり揺れねえじゃん!
まあ、船がでかかったのと、後ろの方の船の揺れの起点付近に陣取ったのが功を奏したのだと思われる。
結局、風景を撮影するぐらいの余裕はあった。

ってんで、予定より早く西表島に到着。しかし、キャンプ場は上原の近くなので、上原港に行くバスに乗らねばならない。大荷物を抱えた宮古島分隊は非常に迷惑な客だっただろう(笑)
まあ、そんなこんなで西表外周道をバスで進み、レンタカー屋の前で下してもらった。その瞬間、スコールのような雨が我々を打つ。レンタカー屋によると、西表のこの時期にあんなに荒天になったのは初めてだということ。今回どんだけ天気に呪われてんだよ(涙)
レンタカーは無事借りられたので、ミトレアキャンプ場へ。
なかなか広くてよさげなキャンプ場だ。しかも俺の大好きなハンモックがある!テンションアップ!…と思ったけど上からまともに雨滴が降ってくるのであまり気持ちのいいものではなかった(笑)

この日はそのあと久々に自炊の飯を食い、飲み会でクーネイと台のリア○話を掘り返して寝ただけのような気がする。それにしても人のそういう話を掘り返すのは面白いぜ!…掘り返されてる本人はたまったもんじゃなさげだがw

3月23日(13日目)
この日もまた朝からどんよりした曇り空。シュノーケリングにも行けやしない。
しゃーないので釣りに行こうとしたら、釣具屋が閉まってる。万事休すじゃねーか!

キャンプ場に戻ったら、危機一髪!ぎりぎり台とフーさんが出発するところだったので乗せてもらう。どこに行くかって?西表名物、浦内川を観光に行くのだ!俺の好きな滝もみられるし、1日ぐらい観光したっていいじゃねーか!(←何度も観光してたじゃねーかw)
で、遊覧船乗り場についたのが離岸5分前。乗り場へ走って、券(1800円)買って、船まで走って、お釣りの100円玉を濁った川に落として(涙)、船に乗り込む。
それにしても、河口の雰囲気がジャングルの川みたいだ!そりゃそうだ、西表はジャングルの島だもんな!
船が離岸し、浦内川を遡上する。ガイドによると、船は30分以上かけて浦内川を半分ほども遡上するのに、その間の高低差はたった80cmほどらしい。もはや大河の風格である。
マングローブや雄大な山々を見ながら船は遡上し、船着き場の軍艦岩についた。船着き場といっても単なる岩である(笑) そこから45分山道を歩くのだ!
まず目指すのはマリュドゥの滝である(変換めんどいw)。30分は歩かねばならない。山歩きでは決まって、最初は軽快に歩き出すのがいつもの俺である。しかし、山歩きが久しぶりなので、すぐにペースダウン…するかと思ったら、大学入って鍛えたのであまり苦にならなかった。巨体なので周りの枝や植物を轢き潰したり折ったりしつつ観瀑台まで猛進した。久しぶりの山歩きはいいね!で、観瀑台にたどり着く。…滝が遠いよ!まあでも、さすが日本100名瀑という風格のある滝だった。
そして時間があるのでさらに15分歩いてカンピレーの滝まで行くことになった。また山道で植物を殺生しつつ、時々泥濘にはまりながら猛進してカンピレーの滝を目指す。俺は視野が狭いので、頭の上にまたがる木では決まって頭をぶつけるという珍プレーをかまし、こぶを作りながらなんとかたどり着いた。カンピレーの滝は“急流”といった面影で、非常に長い距離を水が緩やかに下って行くのだ。俺はこういう水の流れも好きである。来てよかった。ちなみに、ここで俺は「滝の前のカラス」という後でやまに絶賛される写真を撮る。ここのカラスは逃げないのだ!あと、聖紫花という珍しい花も撮影成功。それにしてもすごい名前だよな、聖なる紫の花ってw

まあ、そんなこんなで滝を堪能してから下山。いろいろ楽しんだので100円余計な出費したけどいいや(笑)
帰りの遊覧船を降りてから河口のマングローブの干潟に出てみたが、シオマネキの仲間は影も形もない。去年はいっぱいいたらしいのだが、なぜだ!?

で、キャンプ場に帰ってから完全に干潟採集の装備に切り替えて、キャンプ場近くの巨大な干潟を目指す。船橋海浜公園の干潟よりでかい干潟が橋の内側全面に広がる風景は圧巻だ。しかも潮が引いている。絶好のコンディションだ!
干潟に出た。かなり柔らかい泥の浜だ。数m歩いただけでカニを見つける。幸先のいいスタートだ。干潟の先にはミナミコメツキガニの大集団がいた。もちろん近づくと潜ってしまうが、時々間抜けな奴や食い意地のはっている奴がいて、逃げ遅れているので簡単に捕まえられる。泥に潜る様子を撮影した。それにしても採集と撮影を同時に行うのは辛い、来年からはアシスタントを連れて行きたいぜ(笑) まあ、2時間ばかり採集して、7種類のカニとアナジャコ、ツバサゴカイらしきものを発見。十分な成果だ!
それにしても、シオマネキの仲間だけは見ないな…。

そしてキャンプ場に帰る道で与那国分隊を発見。数人を拾い、キャンプ場に帰った。
キャンプ場には京大と京府大の探検部の人が来ていたので、夜はその人たちと飲み会。おつまみのランチョンミートを食い荒らしたのは俺です、ごめんなさい(笑)

3月24日(14日目)
またもや曇天。仕方がないので、この日こそ釣りに出ることに。
まずはパイナップル氏についてオオウナギの仕掛けを下しに行く。岩の隙間に魚がいないかと思い、エビをつけて竿を下すも、全くかからず(涙)
その後、船浦港についてエビを餌に仕掛けを下すも、何もかからず。しかも雨がだんだん強くなってきた。レインコートを着ていたので最初は全く意にもかいさなかったものの、スコールのような最悪な天気に。仕方ないので釣りを断念してキャンプ場へ。結局この日はずっとこんな天気だったので、テントの中で終始寝てた。本はよく読めたが、せっかくの西表なのに残念だ…。

夜になってようやく雨が上がったので、オカヤドカリ探検隊へ。夜の闇の中をヘッドランプ集団がオカヤドカリを探しに行く。さっそく一匹オオナキオカヤドカリ(天然記念物)を発見。さらに巨大なオカガニも!…しかし、幸先がよかったのはそこまで。そこから先はオカヤドカリは一匹もいないわ、干潟が満潮で出られないわ、挙句の果てにはテトラポッド踏み外して右手の全部の指を切り裂いて手が血まみれになるわでいいことがなかった。おのれ…あのにっくきテトラポッドめ…。(←お前の注意力と運動神経のせいだろ(笑)

3月25日(15日目)
お待ちかね!2回目のダイビングだ!…てか、前回のダイビングの10日後なのか、いかにこの合宿が長いかを物語るぜ…。
ところが、この日もまた曇天(涙)
店はにこにこダイビング。一部のヲタが喜びそうなネーミングの店であるw
迎えに来たガイドによると、「今日は海が荒れているので、早めに船を出して2本潜って帰ってきましょう。午後は船出せないほど荒れるので(笑)」はあ、また絶好の船酔い日和ってか…。しかもちょっと小舟だし。

で、鳩間島との間まで船を出してもらったが、実は前回のダイビングで酔わない方法を編み出していたので、今回は対して支障はなかった。一本目の場所はムーミン谷。何だこのファンタジーみたいな名前はw 飛び込むと、かなり浅いが、やはりサンゴの根には魚が群れている。しばらく行くとガイドにストップをかけられる。遠くの方にガーデンイールがいるそうだ!今回の見どころの1つである。でも砂と同化して見えなかったので適当に撮影した(笑)後で見たらちゃんと写ってた。そして巨大ナマコを見て、サンゴの根を回ると、そこには何と巨大なマダラエイ!尻尾がまっすぐに立っていて、毒の棘までしっかり見える。観察していたら、気付いたのか砂を巻き上げて悠然と逃げて行った。巨大マダラエイが見られただけで今回の収獲だったってもんだ!そして浮上。

そして船は荒海をこえ、港近くまで戻る。あれ?ずいぶん岸から近いなあ。2本目のポイントはヒナイビーチというらしい。ビーチとついているがふつうに20mまであるらしいのだ。飛び込むと、崩れたサンゴが広がる。何だこりゃ?まあ、とりあえず潜降。坂を下っていくと、幾種ものウミウシがいた。フィンで蹴られてどっかにフェードアウトした奴もいたけどw そして20m付近にトウアカクマノミを発見!イソギンチャクの中にペアとまだ繁殖できない奴らが同居しているのだ。あとは斜面を徐々に浮上しながら、ムレハタタテダイの群れ、ジョーフィッシュ、キンメモドキの子供の群れ、さらにマガキガイなどを見て浮上。やはりダイビングというのはいいぜ!

そしてウエットスーツのまま車に乗り込み、キャンプ場へ。
キャンプ場で弁当を食い、ログ付けをして解散。それにしても今回のダイビングはスピーディな割にいいもんが見られたぜ!それにしてもまた天気が悪かったけど。
とにかく、にこにこダイビングもいいショップだった!ありがとうございました!

で、夜はまた飲み会。山と台のリア○話を掘り返す。今度はちゃんとした話を聞くことができた。なるほど、真相はそういうことだったのか…。見直したぜ。

3月26日(16日目)
結局この日もまだ曇天。今回の西表は天気に呪われてる…。

まずは野生生物保護センターへ。とりあえずヤマネコの様子が見られる可能性にかける。
野生生物保護センターにつき、入ろうとした時、KGB氏が何かを発見する。茂みに寄りつく生研会員たち。これは…。ヤエヤマセマルハコガメだっ!こんなレア生物がこんなとこにいたなんて!しかし、よく見てみると怪我をしている。すぐさま保護センターで保護してもらうことに。それにしても保護センターの前で怪我してるなんて運のいいカメだな(笑)

で、保護センターを見学した後、いよいよ天気も悪くなってきたためこの日も観光に。おいw今回観光しすぎだろw
日本最南端の温泉、西表島温泉に行ってみた。
まあ、大したこともなかったので様子は略すけど。休憩場で大富豪をやってるバカな生研部員たちが見られた。

で、わずかな期待を胸にこの前のマングローブ林に行ってみたが、結局シオマネキの姿は見られず。テナガエビもいなかったというし、今年の西表は何かと不作である。来年こそは…。

キャンプ場に帰って掘立小屋で油を売っていたら、このキャンプで一番激しいスコールに。バケツをひっくり返したという言葉がまさにぴったりで、屋根からは滝のように水が流れ落ちていた。あるイミいいものを見せてもらったかもしれない(笑)
で、その天気で自炊するのも面倒だし、何より最終日なので夕飯は外食。野菜ソーキそばをライスとともに摂取。
やっぱりソーキはうまいものだ。

3月27日(17日目にて最終日)
結局この日も雨。まあ、この日だけ晴れるよりマシか…。
テントも当然水をふくんで滅茶苦茶重いw
で、あわただしく荷物をまとめてミトレアキャンプ場を出発。一路上原港へ。そして予想していた通り上原便欠航!仕方がないので記念撮影だけして二手にわかれた。
俺はヨウとともに荷物を大量に積み込んだ車を運転して大原港へ先回り。西表初日に宮古島分隊がバスに乗り込んだだけであそこまで迷惑だったのに、15人が荷物を持って乗り込んだらどんな悲惨なことになるかは重々承知だったからね。車に詰めこめるだけ荷物を詰め込んだら坂道での加速性能が恐ろしかったらしい(ヨウ談)。
宮古島外周道はなかなか楽しい。道路の脇までジャングルが迫り、ほとんど集落がないのだ!まさに自然の中の道といった風格だ。そこを大原まで爆走する。
そんなこんなで大原港に先回り。今回も車の事故はおこらずに済んだようだ、よかったぜ…。

その後は荒れた海に向けフェリーで出港。さらば西表島!
俺は揺れない客席に陣取り、地元のおっさんとしゃべってた。地元のおっさんも、こんなに変な天気が続くのは初めてだと口をそろえる。誰だ1年生の中の雨男は(笑) そして荒れる海の中を船は進んで、石垣にたどり着く。

石垣空港ではまたもやソーキそばを堪能。本島・石垣・宮古・西表で全部そばを食ったが、なるほどカラーは出ているもんだ。竹富名産のヒバーチ(香辛料)もまたいいものである。シマ唐辛子は辛いというより酒臭いのであまり好きにはなれなかったが。
石垣の土産には島ラー油と黒砂糖を買った。島ラー油はシマ唐辛子とヒバーチの香りが豊かでなかなか旨い。
あと、食い損ねた「ポーク・タマゴ」をおにぎりで堪能。今回食い過ぎだな(笑)
そんなこんなで石垣空港を離陸した。さらば、八重山諸島!

那覇空港に着いた我々。残された時間はたった1時間(汗)
最後にあれを食っとかん、ということで沖縄のハンバーガーチェーンA&Wへ。ビッガーバーガーという大き目のハンバーガーに、飲み放題のルートビアという正式なセットでいただく。俺はルートビア結構気に入ったんだけど、ほかに気に入ったのは畑さんぐらいらしいw
あとは沖縄らしくソーキとさんぴん茶を買い、沖縄に未練はなし!
で、チェックインして、飛行機に乗り込む。さらば!沖縄!

…飛行機はこの日の荒天により横揺れとフリーフォールを繰り返していた(涙)
特に羽田空港に着陸しようとした瞬間大きくフリーフォールしたのは参ったぜ…。
まあ、無事に関東に戻ってこられたからよかったとしよう。

ありがとう、沖縄!
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