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【理生臨海実習】お待たせしました!この前の理生臨海実習の様子をリポートするぜ!臨海実習は理生のカリキュラムの中でも俺が非常に楽しみにしていたプラグラムの一つ、まさに俺のための実習である。油壺の海は非常に豊かで、磯に出るとすぐに生物が見当たるのでとても楽しいのだ。そんなうみで、好き勝手に楽しんでいた俺の5月の7日間をご覧いただこう!








5月6日~12日にかけて、理生の連中で(カリキュラムの一環で)臨海実習に行ってきた。場所は久しぶりの三崎(油壺)である。というのも、俺は2年弱前の主題の臨海実習で油壺に行ってきたのだ。と言うことで、今回は勝手がよく分かる臨海実習だったので、色々と冒険してみた。さあ、その日記をご覧いただこう。


5月6日(1日目)…磯採集→開校式→スケッチの始まり(←いきなり流れがおかしいw)

船橋から三崎は非常に遠い。電車を乗り継いで2時間、漸く三崎の地へ。三崎口駅GWの最後を遊びつくそうとする浅はかな連中でごった返していた。ここから油壺までのバスを乗り継ぐと、東大の臨海実習所が目の前にあるのだ。
さて、この臨海実習の集合は(バスの都合なのか)13時20分である。それにもかかわらず、俺は油壺に11時過ぎに到着した。となれば、やるべきことはただ一つ、磯に降りてフライングの磯採集だ!よく見慣れた道を下り、荒井浜の磯に出ると…バカな感じの人影が。コラ!バンビ!なんでてめえがいるんだよ!
まあ、せっかく水中の採集要員を得たことだし、奴を連れて磯を一通り回ることに。良く見るカサガイやヒザラガイを無視して岩をめくると、ヤツデヒトデ(再生中)やオウギガニの仲間を発見。捕獲しようとしたら、オウギガニの鋏が背中まで回って来たので放り投げてしまった。奴、フツーに危険生物だw
それにしても、GW終わりがけの荒井浜は生物種に乏しい。これがGWで磯が荒れるということなのか。緑藻類が岩の裏にいて、岩の表にカンザシゴカイがいるなど、明らかに岩を元に戻していない証拠だ。ガキならまだしも、石返しだけガキに教えて元に戻すことを教えない大人は磔の刑にしても構わない戦犯だろうよ、ホント。“石返しの術”は石を戻すまでを含めて石返しなのだから。
さて、そんなことをしながら海岸に着くと、ドス赤く毒々しいゼリー状の塊が。よく探すとその辺にもう一つ。これ…。アカクラゲじゃねえか!アカクラゲは関東でも普通に見られるクラゲで、長い触手には強烈な毒刺胞が込められている。いきなりクラゲとは、運があるぜ!

さあ、そんな風にしてフライングの磯観察を終え、臨海実習所へ乗り込む。おー、ここはおととしも訪れた実験室じゃねえか!懐かしいねえ!ただ一つ違うのは、騒がしい賑やかな同期がすでにいたことである。しかも、いきなりバレーボールですか、若いモンは元気だねえ(笑)
程なくして集合時間になり、オールスターが全員集合。(ん?ピーマン?案の定遅刻だし、どうでもいい。) さて、系統分類の教官(←この人も遅刻、理生はおおらかだw)が到着するまで寮の下見。あー、ここも全く変わっとらんわ。既に部屋の壁に巨大なクモいるしw

さて、教官も到着し、ネタなスケッチの授業も終わって、いよいよ実習室へ。あー、ここも懐かしい(一応)オーシャンビューの実習室だ!机はごつごつした木だし、備え付けのライトすらねえが、油壺湾を望むいいロケーションである。さあ、ここから7日間の長丁場が始まるのだ!本日のスケッチは付着生物。よーするにあんまり描き甲斐のない連中である。せめて描き甲斐のあるモンを…ってんで、イソカニダマシを選択。良く見りゃ本家のカニとはいろいろと違いのある可愛い奴だ。細かいところまで丁寧に描いていたらあっという間に夕飯の時間を迎えた。

それにしても、毎度毎度、夕飯のためだけに記念館と寮を往復するのが面倒な合宿である…。記念館から寮まで、坂道を5分ほど登らねばならないのだ。まあ、走ればいい運動にはなるのだが。
そして、この合宿では新たな発見が。5月ごろ行くと、ちょうど夜の実習と日没が重なるので、荒井浜を見下ろす道中で美しい夕焼けが見られるのだ。富士山も見えるので、集合ギリギリまで撮影としゃれ込んだ。

で、夜も引き続きスケッチ。そういえば、カニダマシの腹側のスケッチには氷で麻痺させるのが一番ってんで、冷凍庫を開けたら氷が一切入っていなかった事には笑えた。
そんなこんなで、みずとやゆみ氏に絶賛される程精密正確にカニダマシを描き、この日のスケッチを終えた。やっぱり節足動物は描きやすいんだよ。
寮の部屋は漁協の親仁とバンビと俺と言うカオスな取り合わせだった。2階ホールに置いてあったクレヨンしんちゃんの漫画を読みつつ、早めに潰れた。


5月7日 磯採集→ひたすらスケッチ

朝早めに起きたので、目覚めのシャワーへ。朝は交感神経刺激だ!ってんで、思い切り熱めにして浴びるのである。
朝飯はいつもの通り、配達の弁当である。まあ味はそれなりだが、1日は長い、他人の分までもらって精をつけておかねばなるまい。

この日は、早速の磯採集である。磯に出る装備(長靴、火バサミ、鏨、手網)を整え、記念館に降りていく。さらにバケツと磯ガネを加え、最終準備は整った。出る予定の諸磯が予想外に荒れているようで、方針変更、近場の荒井浜海岸の磯へ。ここも十分機能しそうだ。
2時間半の猶予があるので、好き勝手に採集ができる。ここは“磯採集の鬼”である俺の本領発揮である。なるべく皆が採らないものを採るようにすべく、あまりありふれたものは採集しなかったつもりだ。巨大な一枚岩の下に磯ガネを突っ込んでアカウニを採取し、海藻のたまり場ではアオウミウシを発見。あとはミドリイソギンチャクを含め、他の連中は諦めているだろう根気のいるイソギンチャク採集。下手にはがすと切れるわ、最悪潰れるわで全く採集できない。磯ガネで周囲の岩を割り、爪で丁寧にはがすのだ。何匹か殺してしまった気がするが、なんとか数種の採集に成功する。岩の間にはまり込んだクマドリオウギガニと思しきカニは、岩を割ってみたが取り出せなかった。

まあそんなんでかなりの資料が集まり、午後は完璧なるスケッチ大会である。この日の午後だけで5枚程精密なスケッチを描いただろうか。このころから机の上の消しゴムカスの寮がえらいことになっていったw
時たま回ってくるTAの人や主任教官と海洋生物の話で盛り上がり、2日目にしてすっかりTAの人々と仲良くなっていたのだった。

夕飯後、珍しい動物が見つかったってんで顕微鏡に群がる我々理生集団。何と、採ってきた動物の中にホウキムシSp(箒虫動物門)、スズコケムシ(すずこ内肛動物門)、コケムシ(外肛動物門)がいたのである。早い話が、腕足動物を除いて触手冠動物の大半をゲットしていたのだ。
いい機会なので、ホウキムシを持って行ってスケッチすることに。透明なので内部構造が良く見えるはずだが、実体顕微鏡のライトが暗すぎてよく見えない。そこでお役立ちなのが、俺の自前の水中ライト!超強力な220ルーメンで、ホウキムシを照らし出す!すると!なんと、赤い血の流れまでじっくり見ることができたのだ!これには俺のみでなく、TAの方々も驚いていた。やっぱり俺、何かを発見する才能あるんじゃない?(←自信過剰w)
てんでスケッチ終了は9時半ごろ。ねぐらが近いっていいね!
で、寝ようとしたら何人か俺の部屋に侵入し、理生の五月祭で使う劇のロケを 勝 手 に 始めやがったw …大概の所で追い出して寝たけどね(笑)


5月8日 ドレッジ→ひたすらスケッチ→灯火採集

目覚めのシャワーから弁当への流れは変わらず。ただしこの日は船採集なので酔い止めを飲んでおく。

さて、ライフジャケットを着て、いざドレッジへ。
今回もまた、マリンパークのはるか沖でドレッジ(底引きカゴ)を曳き、海底のまだ見ぬ動物門に挑もうという作戦だ。
船は油壺湾を出て、沖合へ。それなりに揺れはあるが、酔い止めの前では無力である!ってんで、前回とは違い爽快に写真撮影を決め込むことができた。さすがに海鳥は速くて撮影がきついが…。え?そんなことしてていいのかって?大丈夫、だってドレッジは先生がやるから俺らは見学なだけなんだもんw
で、最後に流れ藻の採集。流れてくるアカクラゲを採ろうと思ったが、網が届かねえ…。
ちなみに、酔いかけのつじまとロンは俺の横でアルプス一万尺(気を紛らわすため)をやっていた。正直うるさいだけだった(笑)

記念館に戻ってきて、防波堤で洗い出し。それにしても、深場の泥や砂をあんなに浅場に撒くのは環境的に良いのだろうか…?洗い出すと、大体一人一匹程度のホウズキチョウチンが入手できた。これで腕足動物門も制覇である。
午後はひたすらスケッチ。腕足動物門の触手冠はなかなか見えず、貝殻をうまく割るのに苦労した。ここでピンセットを片方破損(涙)

さて、この日の夜はいつもと違い、灯火採集である。
俺の強力無比な水中ライトを携え、実習所の防波堤に出ると…なんだ!?この矢のように泳ぎ回る赤い物体!…捕まえてみると、ゴカイであった。そうか、ゴカイは夜に産卵放精のために泳ぎ回るのか!
よく見ると、ゴカイを狙っているのか、時々魚もいる。しかし、すばしこい…。途中であきらめて、防波堤の逆側に回っていた数名。そこでなんと、タコクラゲのようなクラゲを発見!光につられて上がってきたのだろうか。網を入れてみるが、取り逃してしまった。残念だ!
まあタコクラゲはともかく、巨大なゴカイ(30cm近くある代物。オニイソメ?)をはじめ、ミミイカ・クサフグなど目新しいものが数種取れたのだった。
どうしても軟体動物は頭足類を描きたかったので、女子陣が終わるのを待ってミミイカをスケッチ。可愛くて癒されるな~♪ …スケッチ終了10時、どんどん遅くなるorz


5月9日 スケッチ→干潟採集→スケッチ

最早朝はいつも通りだったので略。
午前は骨片のサンプルを作った後、ひたすら昨日の続きでスケッチをし、午後は干潟採集である。
雨が降りそうだったのでレインコートの上下をフル装備で記念館に行ったから、同期だけでなく教官にまで驚愕された。雨降りそうだから装備してこいって言ったのはどこの誰ですかw
干潟採集の成果は正直あまり目ぼしいものではなかった。が、干潟の脇の岩場では中々いいものが採集できた。と言うのも、ポットホールのような狭い岩の中に、小ぶりのニッポンウミシダがいたのである!手で引きはがし、バケツの中へ。そういえば、ウミシダに素手で触ったことは今までなかったのだ。…ざらざらしてあまり気持ちのいいものではないが(笑)
そして戻ってからのスケッチの嵐。確かホシムシとヒモムシとセンチュウをスケッチしたんだったかな。くねくねした奴ばっかやなw

そういえばこの日の午後にザキさん・寺さんの酒呑み教授陣が来たんだっけね。夕食の時、既にテーブルには日本酒の大瓶が置かれていた(笑) そういえば上のパ長に聞いたら、この2人と上島さんが揃うとやばいんだっけ、今日は逃げよう…。

ってんで、夜のスケッチの後、いち早く終わって寮に帰ったピーマンを餌にして、俺らはやすやすと上に逃げることに成功したのだった。自分の部屋から盗撮をしたら、ザキさんとピーマンが飲んでいる謎ショットが撮れたのだった(爆)で、そのあとはロンとつじまと瑞人も捕まったらしく、皆で飲んでいる様子が再び盗撮できた。
我々と言えば、2階のロビーですずこの持ってきたボードゲームに興じていたのである。メンバーは俺・くぼ・ちえきち・すずこ(途中離脱)・漁協の親仁(途中から)。この日の結論としては、“頭を使う推理ゲームを東大生にやらしてはいけない”みんな熟考する上に安全策に逃げるから、目安時間20分のゲームが、1時間半で半分も終わっていない状況に(笑) 最後に深夜テンションの女子陣と漁協の親仁を記念撮影して、この日の日程を終えた。


5月10日 葉緑体スケッチ→海藻スケッチ→海藻スケッチ
長らく続いた動物のスケッチも小休止。この日は海藻の実習である。ザキさんがようやく出番なのかと思ったら、“僕は詳しくないから♪”とか言って連れてきた鈴木先生が担当となった。あなたは飲みに来ただけですかw
で、この鈴木先生、この時はお互いに気づいていなかったのだが、実は オ リ ン ピ ッ ク の 強 化 合 宿 や 日 本 代 表 チ ー ム で 何 度 も お 会 い し て い た ことが1か月後位に判明した。つまり、かつてオリンピックで世話になった先生が、控室の隣の隣の部屋にいらっしゃったのである。世間は狭いなあ

午前中はミルに着くセトミドリガイ(ウミウシ)をスケッチ。葉緑体だけスケッチすればいいのにわざわざ全体もスケッチするのが無脊椎屋の性か。
で、午後。フル装備で磯採集(海藻)に繰り出そうとしたら…雷雨!めでたく中止となったのだった。寺さんがやけにがっくりしてたのがウケた(笑)
ってんで、午後もひたすら海藻(緑藻→褐藻)。褐藻の遊走子採取は難しかったなあ(遠い目)
で、宿舎に帰る時、美しい虹が。屋上に行き、皆で撮影した。

さらに夜も海藻が続き、紅藻の観察へ。紅藻の図には生物五輪の親仁さんの名前があった。この時はプリントをろくに読んでいなかったので海藻の方に集中していたので気づかなかったが、その話を振っていたらお互いに生物五輪の時に会っていたことに気づいたんだろうな。そしてスケッチ終了は11時近く(笑)
で、この日も酒の席を回避したと思ったら、つじまからお呼び出しが。何と、ザキさんと寺さんが俺の落語を見たいと要望しているのだそうだ。と言うことで、なぜかこの下戸が1階の酒の席に引っ張り出され、20人ほどのギャラリーの前で落語“しの字嫌い”を演じる羽目に。まあ、1週間後に迫った五月祭の練習に好都合だったけどね(笑)
で、落語が終わって伊勢さんから特選牛乳を頂いた。何だ、下戸にも快適な飲み会じゃねえか(余計なデマ情報ふきこみやがって上のパ長めw)。


5月11日 プランクトンネット曳き→スケッチ→最後の晩餐

午前は防波堤でプランクトンネットを曳く。意外に投げるのは簡単だが、プランクトンのいる場所に投げ込むのが難しい。俺はそれなりとして、なぜかしげひろと寺さんがやたら上手かった(笑)

で、早速顕微鏡でプランクトン観察。そうしたらいきなりオタマボヤを発見。オタマボヤは名前通りオタマジャクシに似たホヤであり、一生脊索がついている珍しいヤツだ。ちょうど脊索動物をスケッチしていなかったので、絶好の機会だ。…お前泳ぎすぎやw
で、その間に沖でプランクトンを曳いてきた伊勢さんが到着。なんと、クラゲを数種取って来ていた!その中でもカミクラゲは、触手の完全な個体が獲れるのは中々珍しい。刺胞動物を最後までとっておいた価値があった!
と言うことで3時間近くかけてカミクラゲを完全に、精密にスケッチ。触手の本数から、根元の赤いスポットから、生殖腺の走り方まで事細かにスケッチしてみたら、図鑑に載りそうな絵になった。…今は図鑑は写真だろうけどなw
で、ここまでの俺を見ていたTA氏から、科博の研究室に誘いが。刺胞動物の先生の指導も受けられるらしい。俺の刺胞動物への愛を感じたようだ。そうか、こっちの進路で道が開けるかもしれない!一つ、考慮に入れさせてもらおう。

で、最後に温泉に入り、夜はいよいよ飲み会である。
もう飲み会の準備ができており、机の上にはおつまみプレート、チーズ、菓子、そしてタコの刺身。…これ、近場で獲ったやつじゃないでしょうね(※漁業権上、タコを一般人が獲るのは禁止されている)w
そんな調子で、飲み会が始まった。うちのテーブルには、馬鹿野、すずこ、くぼの海屋集団(のちの小笠原集団)が揃っていたので、最初からハイテンションで海屋さんトークである。俺が海の話を暴走トークしててもついてこられるのは彼ら・彼女らの才能だよなあ。さすが理生!
そのうちに、ついにあの時が来た。そう、前日の落語の後、寺さん・ザキさんと“翌日3人で寄席をやろう”という取り決めがあったのである(しかも、俺がトリでw)。ってんで、ザキさん“麻雀息子”→寺さん“お血脈”→クラゲさん“大工調べ”という豪華(?)ラインナップ。大工調べの中には学科の連中の名前をアドリブで入れ、そこでウケをとった(ってのも難だけど)。落語のいい練習になっていいな!
そんなこんなで、1時ぐらいまで喋ってた気が。


5月12日 閉講式→マリンパーク
さて、この日が最終日である。
特に掃除以外やることもなかったが、お楽しみは記念写真を撮ったその後だ!そう、京急油壺マリンパークのクラゲさん企画である!
京急油壺マリンパークは、東大の臨海実習所から1分で行ける水族館。家から行くのにはえらく遠いから、こんな時にしか行けないのである。
ドーナツ型の回遊水槽は、葛西ほどの迫力はないが、その分魚が多くて賑やか。
メガマウス(サメ)の標本の展示。全身くまなく分析した標本があるのはここだけだ。
ショースタジアムの設備で言えばここが日本一。ミラーボールを使うショーは初めてだ(笑)
以上、クラゲさんの水族館図鑑より。
理生の連中も楽しんでいたようだ。まあ、俺は完全に別行動だったから知らねえけどな(笑)

そんなこんなで、大騒ぎの臨海実習は終わったのである。さあ、いよいよ次は五月祭だ!
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