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【駒場祭前半戦(準備&1日目)】年2回の学祭のうち、駒場祭の特長はなんだろう。教養学部でやるフレッシュな祭りだというのが定説だが、5月祭でも1年は店を出すためあんまりフレッシュって感じはしない。それよりも、駒場で準備をするため、準備が手軽であるとともに運搬がいらない分大がかりなものができるというのが利点になるのではないだろうか。そもそも、生研はこっちでしか展示を出さないしねw 長編駒祭記の前篇、1日目までご覧いただこうか!










さあ、駒場祭の時期がやってきた。
この駒場祭はちょうど俺の執行代の最後の祭りであるから、思い切りこれに挑みかかったのである。(そのせいで学科の勉強があんまりできていないという弊害がある、せっかくの生物学科なのに(涙))
学科の1年はまた後で書くとして、駒場祭の特集をしよう!

【前々日まで】

俺は今回、生研と落研で出演することにした。あまりにこの2つで忙しいので今回はiGEMは辞退した。

・落研

今回は最後の執行代公演なので、大分気合が入る。
勿論落語は最大番数出ることになったし、新たな演目の挑戦の計画も立てた。

そういえば前回の秋風寄席(11月4日)では俺は本格的な演目「大工調べ」に挑んで成功させたのだった。
大工調べは非常に本格的な江戸っ子の荒くれ話であり、人情話を含みながら笑いのポイントもいくつもあるという中々おいしい話だ。
ところが、世の中はそんなにうまくはいかない。この話の中盤は滅茶苦茶難しい。なんと、2分間大声でまくしたて続けなければいけないシーンがあるのだ。“落語で一番長い啖呵”を含むのである。以下にそれを全部紹介してやろう!(笑)
※ここから※
何をぬかしやんでえ、この丸太ん坊!
てめえなんか目も鼻もねえ血も涙もねえのっぺらぼうだから丸太ん坊ってんだ、ふざけんじゃねえこの金かくし!
四角くてきたねえ野郎は金かくしってんだ!てめえなんぞ人間の皮をかぶった畜生だ!呆助、藤十郎、ちんけいとう、株っかじり、芋っぽりめ!てめえみてえな野郎に頭を下げるようなおあにいさんとはおあにいさんの出来が少しばかり違うんでえ!
下から出たらつけあがる?そりゃてめえのことじゃねえか!おう!ここで俺がてめえの元のことをすっぱ抜いてやったらてめえは赤くなったり青くなったりすんだろ!
何ぃ!?七面鳥じゃねえだと?おう、じゃ元のこと言ってやるよ!てめえは元はどこの馬の骨だか牛の骨だかわからない人間でえ!この町内流れてきやがって、寒空の下で洗いざらしの浴衣一枚でガタガタガタガタ震えてやがってよ!そしたらこの町内の人は幸いにお慈悲ぶけえや、2文3文の銭を恵んでもらったらそれを元手にあっちへふらふらこっちへふらふらしやがったこの付け奴!
「おい!元禄、手紙をあっちへもってけ!」「へえ、あっちへは持っていけません!」「どしてだ!」「あっちから風が吹いてくるから、あたしゃ風に向かっちゃ歩けねえんです、お腹が空いちゃって…」なんて言いやがって、風のまにまに手紙を運びやがったこの風吹き烏!
んで近所の人に冷や飯を恵んでもらったりパンの耳を恵んでもらったりして細く短く命を繋いだことを忘れやしめぇ!
てめえの運が向いたのは六兵衛の爺さんが死んだからじゃねえか!芋屋で番太郎をしていた六兵衛を忘れたとは言わせねえぞ、てめえの命の恩人だ!芋を恵んでくれたり羽織を恵んでくれたりした六兵衛の恩をてめえはあだで返しやがったんだ!そりゃそうだろ!そこのババアだ!おう、ばあさん、逃げるこたねえ、てめえのことも知ってんだよ!もとは六兵衛のかかあじゃねえか!あの当時は黒油つけやがったなまっちろいデブデブした嫌らしいババアだった!六兵衛がポックリと死んでそのババアが悲しみに暮れてるだけじゃねえ、人手も足んねえで困ってるところに取り入りやがって「やれお婆さん、薪を割りましょ、芋洗いましょ!」なんて言いやがってずるずるべったとうちに入り込んでババアとくっついた!なあ!
で、2人で爪に火ぃ灯すような生活をして稼いだわずかな金を貧乏人に高い利息で貸し付けて儲けやがって、てめえに泣かされた奴は何人いるか知れねえんだ本当に!
芋だってそうだ、先の六兵衛は近所でも評判の焼き芋屋だった!本場のいい芋を使ってやがった!それを厚っぺらく切って安く売る、薪も惜しまねえからふっくらとしてて旨かった、方々から黒山の人だかりができてたんだ!ガキなんてのは正直だ、芋屋を5軒も6軒も通り越して六兵衛の店に買いに来たんだ!てめえの時代になってからそんな黒山の人だかりになったことがあったか!どこのもんだかわからねえ場ちげえの芋を使いやがって薄く切りやがってよ、え?薪も惜しむから芋が生焼けでゴリゴリだ!そんな芋を食って腹下して死んだ奴は1人や2人じゃねえんだ、この人殺しぃ!ん畜生!
※ここまで※

これを、全部一気にまくしたてるのだ。計100回近く練習したかなw その甲斐あって秋風寄席までにはほとんど噛まずに言えるようになったのである。最早この啖呵を言っている間はキチガイである(笑)
この落語を秋風でやってかなり成功したので、駒祭にもこれをぶち込むことになった。

さらに、午前午後の連番で出ることになったので、連番の落語を仕込むことになった。昔から聞いていた「搗屋幸兵衛」→「小言幸兵衛」である。これも人情話だけにあんまり笑いをとれないかな…とも思ったが、客の笑いより俺の楽しみが優先だ!(←落研の恥さらしだろw)
あと一本はやり収めとして時そばを選択。まさか落研史上でも、出番すべて演目を変えたのは俺しかおるまいw

さらに、漫才も記念ということで増やす。
いつも通り、高校時代の相棒のバカと組んだ「ディープインパクト」、落研での相棒中ちゃんと組んだ「戎」、とともに、例のバカとはせけんとともにうちの学年の3バカが組んだトリオ漫才「ふっとさる」も結成!トリオ漫才は初めての試みなので、大丈夫かとも思ったが、バカが予想外におもしろい台本を書いてきたので安心した。やっぱりバカでもデキる奴、である(笑)

そんなこんなで、前々日近くまで落研の部室に行って練習しまくっていた。仕上がりとしては、
・落語…ほぼ全部完璧。特に大工調べは絶品(←自信過剰w)
・戎…ほぼ完璧。中ちゃんも俺もインテリなので覚えるのが早い(←オイw) 中ちゃんをしても俺の演技力には脱帽してくれたらしい、ありがてえことだ。
・ディープ…一応喋れるようになったが、相方のバカは台詞を忘れるので不安…。
・ふっとさる…一番不安。はせけん台詞覚えろ…。ただ、3人の掛け合いは確かに面白いと実感。
こんなんで、7つもの演目を覚えつつ本番へ。


・生研

どちらかと言えば俺はこの1年こっちにかけていたので、集大成として誰もやらないような展示をしてやろうと意気込んだ。
で、テーマを考えた。俺の目下のマイブームは系統分類学だ。理生で授業を受け、本も持っている。ならば!今までの水族館53館制覇の集大成を、分類学に絡めて展示してやろうじゃねえか!

ということで俺がたどりついたテーマが、
「水族館で分類する、水族館を分類する。」
という訳の分からんものである。
まず、「水族館で分類する」とは、俺が今まで水族館でとってきた数万枚の生物の写真の中から、良いものをえりすぐって展示するのだが、その生物たちを巨大系統樹で分類してやろうという試みだ。こっちは割合誰でも考え付くような展示だが、その規模を破格にしてやるのだ!
次に、「水族館を分類する」だが、これは今まで行った53館の水族館“自体”を系統分類に従って分類してやろうという試みだ。こんなの、誰も思いつかないだろうし、だれもやらないだろう。まさに、水族館マスターであり生物学をたしなむ俺だけができる唯一無二の展示なのである。
さあ、こんな規格外の展示を考え、落研の合間に写真を打ち出し、レイアウトも考えて本番を迎える。


【前日準備】

前日まで落研にかかりきったので、前日は生研にかかりっきりになる。
生研の展示室に行き、まずは机を整理するのだが、ここから俺の格闘が始まった。

まずは模造紙を張り出すのだが、これが予想外にでかい。
系統樹のアイディアは考えてあったが、書ききるまでに思い切り時間がかかる。
しかも、作業時間が7時まで!?聞いてねえぞ!

結局、マジックの有機溶媒臭と戦いながら7時まで作業しても終わらず、続きは翌日に。てか、絶対に狭い家じゃこの作業できねえなw
ちなみに、うちの展示室訪ねてきた中ちゃんと戎のネタ合わせ。完璧なのに訪ねてくるとか、ほんとに彼はマジメで助かる。爪の垢煎じてあのバカに飲ませたいぜw

家に帰ってもマジックと模造紙との格闘は続く。水族館リストを作り上げ、寝た。この疲労が翌日襲いかかって来ることに…。


【駒祭一日目!】

朝5時半起き。開成時代より少し早いだけだ!
朝飯を食って、8時に着くように出発。

生研の部屋には誰もいなかった。勢いで模造紙を仕上げる。
写真貼る糊を尽きさせつつも、何とかほぼ独力で完成!
貼り付けには下クラの2人の手を借りました。どうもありがとう!そして手数かけてスンマセン、さすがに1人じゃできなかったもんで…w

で、なんとか完成させるとともに、俺は落研へ出発。
この日は、「午前中落語→午後漫才×3→大喜利→落語」という怒涛の出演ラッシュなのだ!

まずは落語。この日は落語会のトリだった。慢性的に時間が余り、持ち時間が30分以上もあったので、大工調べの最長バージョンに挑んだ。
結果から言えば、俺の落語の中でも1,2を争う大成功!30分という長い噺ながら、お客様の笑いを随所でとる結果となった。2分の啖呵もほぼノーミスでまくし通り、啖呵の最後ではお客様に拍手を頂いた。この威勢の良さがまさに俺とマッチする話だった。俺の新たな十八番になるんじゃねえか?いささか長いが…。
慶應の俺の相棒も来てくれていた。どうもありがとさん!

さて、俺はいったん生研に戻り、その後漫才に備える。
ただ、異変が迫ってきた。頭痛と胃痛が同時に押し寄せ始めたのだ…。それでも休むわけにはいかない!ということで、漫才に突入。
結果は…
ディープインパクト史上まれにみる大スベり。てか、相方が台詞覚えてなさ過ぎてすっかりアドリブに。おい、バカ野郎!俺が滑るのは笑いの種だが、お前がスベったらどうしようもねえんだよ!叱ろうと思ったが、胃痛と頭痛のせいで断念。
…この時に頭痛も胃痛もピークに。おかげで少し早口になっちまった…。中ちゃんホントごめん!それでもディープより笑いが取れたのは、アイツの高性能なネタと俺の死力を尽くした演技のおかげだろう。
ふっとさる…不安だったが、なんとかはせけんがこなす。俺の大ボケと、はせけんのボケたツッコミが何ともマッチし、予想外の高評価に!ちなみに、バカはいつも通り迫力足らずw
結果的に出来はまあまあかな。

程なくして、俺はフレッシュ大喜利の助っ人に。どうせ俺の答えは2年目だろうが進歩してねえから俺は1年目の心も忘れていないので奴らとおなじフレッシュな答えを出せるだろう。
そして司会からは「お前、この中で最下位だからなw」という感想をいただきました!やったね!(笑)
漸く胃痛も直ってきたが、頭痛はまだ続く…。

最後は落語。時そばリベンジマッチ。本編はあまり落語の分かるお客様がいないので評判はまあまあかな。

本日の戦績…3勝1敗2分け。
(順に、大工調べ・ふっとさる・戎/ディープ/大喜利・時そば)
平日でお客様の入りが悪い割にこの出来は上々じゃないですかね?


で、生研にとんぼ返り。
平日だから人がいないのかと思ったら、結構お客さんは入っていたらしい。そして、俺の趣を凝らした系統樹が結構な人気だったらしい。展示の完成形を振り返ってみよう。
・水族館“で”分類する
俺の系統樹は、黒板一杯に張り出し、生物の分類群ごとに写真が載っている。しかも遊び心が随所にあり、たとえば系統樹の最後を椅子に結び付け、人が座れるようにして、「あなたも系統樹になってみよう!」という席を作った。巨大系統樹とともに写真に写って貰えるようにとの工夫だ。実際写真を撮ってくれる人がいてありがたかったw さらに、棘皮動物や軟体動物ではボックスの一部を机に伸ばし、そこに実物(ウニの骨格や貝殻)を置いて展示するという斬新な展示も作った。まさに計算しつくされた展示である。
・水族館“を”分類する
こっちは水族館の系統樹もさることながら、水族館紀行と水族館ガイドが大人気だった。冬春の「水族館紀行」と、駒特の「水族館ガイド」を冊子にしたら、それが評判に。
これ、Web上にあったらいいのに!という声も聞こえた。確かに!後でページ作ろうかな!洋、作り方教えて!(笑)


あと、下クラのコーンスープは一気に寒くなるこの時期には非常にありがたかった!ごちそうさんです!
去年の俺らの豚汁より手間かからんので、下はとことん頭いいなと思ったぜw

そんな感じで1日目を終えた。
2日目以降な長くなるし感動的なので別の記事に!
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【iGEM香港大会】俺がこの1年、時間を吸い取られてきたiGEMもついに本番を迎える。俺は本来海外に行くためにiGEMをやったようなもんだから、この香港大会こそが俺のこの1年のiGEM人生の中で一番のイベントであるわけだ。俺の初海外遠征はいろいろと波乱含みの展開となったが、まあいい経験にはなったと思うので、ここに記させていただく。ご覧あれ!…それにしても日本人の英語は通じねえなあ…。









だいぶ遅れたが、iGEMの香港大会の様子を記そう。
俺の初海外遠征である。
10月初頭は本当にiGEMに拘束されていた。特に5日、6日は2日連続の徹夜である!
本当にあのころは頭がおかしかった。まあ研究になればいつもかもしれないけどねw
そんなiGEMもこれが最後、ついに香港大会がやってきた。その様子をザッと記そうではないか。

【10月13日…出発】
この日、もちろん多くの連中は授業を休んでいた。ただ、俺は休むわけにはいかない!
分子生物学の小テストがあるんだから!
ということで、生化概論と分子生物学にはスーツケースを引きずって出席。
分子生物の小テストは半分強の出来だった気がする(←おいw)
そして分子生物が終わるや否や、教室を飛び出した!勿論、のちの遺伝と統計にはバンビに代返をたのんで、である。お土産は香港ドルのコインでいいだろう、アイツのことだし(笑)

さあ、そんでもって大江戸線→浅草線→スカイアクセス線とあわただしく乗り継いで、集合1分前に成田空港へ!
相変わらず大勢集まった東大チームと、その中にぽつねんと集まる京大チームがいた。そして京大リーダーやのべちゃん(西の変人)と久々の再開!…おう!変人度なら俺(東の変人)の方が上だぞ!(←ライバル心w)

で、香港ドルとの外貨交換をし、荷物を預けて飛行機に乗り混む。
それにしても、国際線のめんどくささは国内線の比じゃねえな…。パスポート何回見せれば気が済むんだかw

今回乗り混んだのはキャセイパシフィックという香港かなんかの航空会社。いきなりメッセージが英語でビビる。勿論飛行機恐怖症だから、離陸ではもっとビビる(笑)
あと、想像してた以上に座席が狭い。こりゃエコノミーなんチャラも起きるわけだ。テーブル下げると体にあたるから機内食も食いづらいしw 機内食は初経験だったんだが、まあ、それなりの味ですね。なぜかそばが出て、ワサビが異様な量入ってたことだけ覚えている(笑) ああ、途中で、“Mr.KURAGE?”といきなりスチュワーデスに聞かれ、アンケートの回答を求められたなwどうも適当に人を選んでアンケートとってるらしい。マジメに回答したら、キャセイパシフィックのボールペンもらった♪

さあ、そんな感じで快適とは言えない空の旅を楽しみ、香港空港に降り立った!
初海外だっ!!
そんな感慨に浸る間もなくiGEMer連中はホテルへ急ぐ。
タクシーに5人詰めこんで行ったんだが…一つの結論を得た。
香港のタクシーはジェットコースターである!
制限速度40キロオーバーがデフォで、車間距離も取らず、カーブではその途中でブレーキ踏むし…。
目が回りながらホテルについた。ただ、夜景は確かにきれいだった。

で、ホテルに着いたのだが…何、この豪勢なホテル!
幅の広いベッドあり(しかも羽毛)、ソファーに、ガラスのテーブルはもちろん、その上には静物画に使えそうな果物が置いてある!オブジェもあるし、お茶のティーバッグも多種!ミネラルウォーターまで置いてある(これは水道水が飲めないからだが…)。バスルームの中にも綺麗な色の石鹸などがあるし、水道もアートのような形だ!
俺は普段野宿か安宿専門だから、こんな部屋、少なくとも物心ついてからは泊まったことがねえ!!
…と、夜11時半(香港時間、日本時間では日付超えてるw)なのに超ハイテンションだった(笑)
ちなみに、同じ部屋のメンツはピーマンクーネイと東大チームのリーダー。何このカオスメンツw

そんなこんなでベッドを決め、思い思いにくつろぐ。俺はリーダーに、杉下右京式に淹れた紅茶を振る舞った。クーネイによると出すお湯は100度がいいというが、俺はちょっとだけ冷めた90度~95度が個人的にベストなのである(100度だと出が早すぎて苦くなる)。リーダー喜んでたよw
で、リーダーと俺が風呂に入ってる間に、クーネイはその服のまま寝てたw

【10月14日…香港を堪能】
朝、俺は一番に起きた。こういう場合、大概俺が一番に起きて時間になったら同室のメンツを起こすのが慣例なのである。例のごとく、リーダーとクーネイを時間10分前に起こした。
で、俺が出ようとするとクーネイがふらふらとバスルームへ。
おい!今からシャワー浴びるのかよ!(出発5分前)
とリーダーと俺でバスルームの外から突っ込んだ(笑)

この日は朝飯に喫茶料理(名前忘れた)を食いに行こうという相談になっていたので、ホテルのロビーで待つが…。発起人がいつまでたっても来ねえ!部屋にフロントから電話をしてもらうが、応答なし。呼び鈴を鳴らすも全く無反応。おい!どんだけ熟睡してんだよw 結局30分遅れで来ましたw

そして我々は地下鉄の駅に向かう。ここでいきなりのカルチャーショック!券の買い方が分かんねえ!しかもお釣りも出てこない。どうも手の入れ方も違うようだ。中国の一部だけに地下鉄も滅茶苦茶混んでいるのだが、ホームの駅員は日本と違い満員になると乗る人間を止めるのだ。同じ発展途上でも、高度成長期の日本の、電車に人を押し込む光景は、今の香港にはない。時代の差なのだろうか?
香港の町中に出たのだが、ここでもカルチャーショック。相応に高いビルがあり、修繕中のビルも多いのだが、その修繕櫓がなんと!全部竹と縄でできている!しかも先を切らないから、上部から竹がやたら飛び出しまくっている。どうもここは香港の下町のようだ。あまり裕福ではない街なのだろう。
その中を、道に迷い雨の中を歩くiGEMers。ようやく店に入り、飯を食ったのは10時近くになっていた。雨なので、熱い茶が身に染みる。どうも香りからして、豆を使っているようだ。料理は全部旨かったが、ひとつだけ、どうも香港の料理は全体的に甘みをつけてあるようだ、あれだけは慣れんw

そんな食事を堪能した我々はホテルの最寄駅に戻ってきた。俺は少し部屋でまったりしたかったんだが、クーネイが部屋のカギを忘れたせいで、俺までショッピングモールのぶらつきに付き合わされる羽目に。ってなんでやねん!カギ忘れたの奴なのによ…。
結局部屋に戻ったのは集合の30分前。掃除もあったので大して休息できなかったとさ(涙)

午後からはイントラの部屋に集合してポスターセッションの練習。しかし、ここで俺は高校時代の英語教師の言ってた意味を再認識させられた。俺は無理やり通じさせる英語を喋ってきたつもりだが、知らず知らずの内に完璧を期すようになってしまったらしい。“日本人は100パーセントの(完璧な)英語を話そうとするあまり、口ごもって0パーセントの英語しかしゃべれないんだ”実に身に染みる。俺もこれから、10パーセントぐらいの英語を無理やりつなげるスタンスで行こうと決意した。高校時代の教師の言葉はミョーなところで思い出されてしまうものだ。

そして夕方。いよいよ会場の香港技家大学(HKUST)に向かう時が来た!ホテルの下に降りてみると…なんだ、この大集団!来た時間がバラバラで気付かなかったが、このホテルには相当な数のiGEMerが泊まっているようだ。当然バスも満員である。
HKUSTは小高い丘、というか急斜面の上に立っている。テラスがあり、そこからはなんと!海と緑の海岸線、そして青い空の絶景が望める!さすが海外の大学、風景がけた違いだ。これもカルチャーショック!
この大学のメインの建物(ジャンボリーの会場)は同じような講堂が5つも6つもあるすごいところで、さすが海外の大学、といった趣である。そのうちの1つで東大チームは練習をしていた。その間我々暇な人たちは会場内をうろうろ。いやー、広い。
そして待望の夕飯だ!メニュー表によると、今日の夕飯は、ホットドッグ、“フルーツボックス”、ドリンクである。夕飯の袋を開けてみる。そこにはホットドッグと、ブリックパックと、りんごが丸々入っていた。っておい!フルーツボックスってりんご1つかよ!ああそうか、明日は別のフルーツが出るんだな。…と考えられていた頃がのんきだったことに翌日気付くのであった(笑)

そして発表組を除く我々東大チーム十数人は、メインはもちろんiGEMであることを差し置いてこの旅行のメインエベンダー、夜景観光へ!かの有名な、“103ドルの”…あ、いや、“100万ドルの夜景”だ!(笑)
大学を出るが、駅への生き方が分からない。そこで、その辺を歩いていた大学生に聞いたら、なんと地下鉄の途中まで一緒に来てくれた。アジア人同士お互い慣れない英語ながら、うちのチームとその人で話で盛り上がる。渡る世間に鬼はなし。この異国に来た変人集団に親切にしてくださったその大学生には感謝である。
そんなこんなで夜景スポットの駅まできた。駅を出ると、いきなり巨大なビルが3本も!しかもみんな独創的なライトアップがされている。さすが夜景の街、ビル自体が積極的に光っているのだ!
有名なあの夜景は山の上に立つビルの上から見る。山には登攀列車があるのでそれに乗り込む。…おい!なんだこの傾き!45度ぐらい傾斜角があるんじゃねえか!?…人間は傾きを過大評価する癖があるからそんなにはないだろうがw
そんなんで、山頂に着くが…ビルの最上階に上るのにまた金をとられる。計100香港ドル位使ったんじゃねえか?あながち103ドルの夜景も間違ってないかもね(←オイw)
夜景自体は…まあ、同じ100万ドルを冠する函館とかと比べて、いやに人工的な感じがした。さっきも言った通り、積極的に夜景を作っている感じである。まあ、函館とは比較しても仕方がないだろう。これはこれで、非常にきれいだ。おまけにこの日は月が満月に近いので、月の光と夜景の対比が実に美しい。手すりにカメラを固定して、夜景を計100枚ぐらい撮影した。ただ…北海道旅行で自慢の一眼型デジカメが完璧に故障したので、今回のカメラは親父のコンパクトデジカメである。よって、満足いく写真は1枚もない。せっかくの100万ドルがぁorz

そんなこんなで記念撮影して、夜景観光も終了。ホテルに帰って風呂に入り、紅茶を飲んでつぶれたのだった。また昨日同様、クーネイは例のごとく風呂に入らずに(ry

【10月15日…ジャンボリー本番】
俺はまた部屋で一番に起きた。リーダーとクーネイを起こし、俺はiGEMTシャツを着る。XLサイズなのででかいかと思ったのだが、意外にぴったりである。どんだけ俺の胸周りあるんだよ(後で測ったら1m10cmぐらいあった)w
そしてクーネイはふらふらとバスルームへシャワーを浴びに(ry

そしてバスに乗り混んで我々はHKUSTへ。なぜか昨日の1.5倍の時間がかかったw
会場につき、さあ、開会式!…世間知らずなうつけものの我々東大チームはそんなものに興味はないとばかりに、ソファーでのんきに朝飯を広げる。袋の中には…サンドイッチと、昨日と同じドリンクと、1つのりんごが。…おい!“フルーツボックス”=りんごかよ!w 丸かじりしようと張り切ったら顎が吊った(←単なるバカw)
結局俺は閉会式の終わる5分前に講堂に入り、集合写真にだけ写るふてえ野郎だった。しかもサングラスをかけて(笑)

そして発表の時間になる。俺は写真撮影を頼まれていたので、まず京大チームの発表会場に行った。リーダーものべちゃんもスタンバイである。
発表中は録画と撮影に集中していたのだが、それでも大体の英語が聞き取れた。やはり日本人は英語が下手なんだな(←失礼だろw)…まあ内容が理解できたのは事前に調べていたからだろう。

そのあとはどうせ英語が聞き取れないから混んでるのが面倒なので講堂に行くのは遠慮して、他大のポスターやホワイトボードへの落書き、そしてチームウェアのTシャツなどを見物して回っていた。
ちなみに、昼はもちろんフルーツボックス!…りんごです(笑)

そんなこんなで、我々不真面目な東大生チームは、自分のチームの発表までグダグダしてました。何チームか気になるところを見に行ったが、英語でのリスニング(おまけに生命工学専門用語満載)は骨が折れるw
そして東大チームの発表の時間になった。うちのスティーブさんのギャグにウケつつも、写真を撮りまくる。俺は結局このチームではカメラマンとしてて活動してたんだな。

で、ポスターセッションが始まった。感じたこと。
アジア人は英語が下手。ただし、インドとオーストラリア(母語話者)は例外。
インド人とオーストラリア人の説明は2割ほどしか理解できず。一応言ったんだけどな、“Will you explain me your project as easy as you can?(お前らのプロジェクトをなるべく簡単に説明してくれ!)”ってw

そんなこんなでジャンボリーの本番は終了。以降は余興タイムである。
まず我々はHKUSTの巨大食堂に通された。夕飯はこのジャンボリー唯一のビュッフェである。例のごとく食欲旺盛なうちのチームであった(笑)

そして、いよいよ本日のメインエベンダー!チーム対抗仮装リレーである!(…は!?)
そう、このジャンボリーにも生物学オリンピックほどではないがお楽しみがあり、それが“ファンラン”なる仮想リレーなのだ。
ということで、グラウンドに向かうHKUSTの坂を下りて行った。しかし、ホントにでかい大学だ。なんとラウンジからグラウンドまでビルの15階ぶんあるのだ。すげえ、海外ってw
本格的なグラウンドに通された我々。東大チームは、いち早く人目をはばからずに円陣を組み、気合を入れる。
わーい!俺たちはガキだーっ!(爆) しかも周りの連中も真似して円陣を組み始めたしw
そしてこれは仮装リレーなので、我々も仮装する。スティーブ氏は女子用の浴衣を着てた。そしていほりんが白衣にサングラスにマスクという怪しいとしか言いようのないカッコに。俺は…扇子に手拭いでハチマキ、さらにミラーグラスというこれまたアジアの怪人w しかものべちゃんにイタズラされて、東工大のピカチュウみたいなパーカーまで着ることにw いきなり目立ちまくり、周囲に写真撮影を求められるうちの三人集(浴衣スティーブ&サングラスの怪人コンビ(俺&いほりん))であった。わーい!俺らガキだー!!ww
さあ、そんな感じで第一レースの時間に。…え!?俺走るの?どうもうちのチームでは俺は完全に体力派らしい。東大って体力ねえ奴多いな…。ってんで、俺は第一レースで第三走者の騎馬の心棒をやることになった。俺開成時代騎馬戦で心棒やってたしね。ちなみに第一走者が陸上経験者のリーダーで第二走者がバスケ経験者のおーぎしだったかな。レース開始!
…速っ!!
うちのチームがぶっちぎりでバトンが回ってきた。リーダーやるじゃん!ってんで騎馬は走り出す。上にスティーブのっけて。俺は扇子に鉢巻にミラーグラスで。何この怪しいチームwで、そのまま一位でゴール!東大強っ!
ちなみに、俺はこの時"I'm the most ECCENTRIC man in Agia!"と叫んで走っていた。俺はついにアジアにも進出したようです(笑)
第二レースは俺が疲弊していたのでサイドにコンバート。…って、結局俺走るんかいw 今度は農工大に遅れて二位でバトンが回ってきた。農工大がえらく速かったので、俺らは二位争いのレースに。最後の最後では、騎乗のスティーブをゴールラインにほん投げた(←おいww) そんなんで、東大はアジアで二位になった!
そして表彰式。一位は農工大。三位はKIT。…全部日本じゃねえかw何で日本こんな強えんだw
と、最後まで笑いの絶えないジャンボリーだったw

そんなこんなで大満足でホテルに帰る。バスの中ではディープインパクトのネタを書いていた。
ちなみにピカチュウの着ぐるみを着せられていたリーダーは、脱ぐ時間がなく、バスの中どころか、ホテルの廊下でまでピカチュウで歩いていたww何だこのカオスな東大チームw
と、最後まで愛され、ネタだらのリーダーだった。俺は部屋でオレンジと紅茶をリーダーに振る舞ってあげました。そのあと、リーダーとクーネイは別の部屋で行われた飲み会に行ったらしい。俺はパソコンで編集をした後眠りの底へ…。

【10月16日…帰還、日本へ!】

結局俺はパソコンを胸の上において寝てたらしい。またもや2人を起こし、あわただしく荷物をまとめる。こんないいホテル、しばらくは泊まれねえだろうな…。
今日帰る組はスーツケースを引きずってHKUSTに向かう。

朝も昼もりんごでした。結局、この日はポスターセッションでまったり→写真撮影で終了。
写真撮影はサングラスと鳥打帽子で。明らかに不審者ですw
そんなこんなで、プログラムは全部終了!

早帰り組は結果発表も待つことなく、タクシーを飛ばして空港へ。やっぱりジェットコースターだった。沿線の特急と並走するとかおかしいでしょw 高速では、トランク開けたまま走るタクシーも発見。どうなっとるんじゃ海外の交通ルールはw

そんなこんなで、飛行機に乗り込んだ。サヨナラ、香港。なかなか面白い初海外であったよ。
機内食は帰りの方がなぜか日本風だった。行きはアジア風だったのに、なぜなんだw 結局帰りは余裕ができたので、機内オーディオでJ-POP聞いてました。マルモとかポケモン言えるかなとか、ずいぶん最近の曲入ってるんだなw

そして…ついに帰ってきた!懐かしのニッポン!この素晴らしき国よ!
成田空港から船橋に向かう京成の中で、俺は旅のインド人に乗り継ぎを聞かれた。どっかの企業のプロジェクトのために日本に来たらしい。
そういえば2日前、俺は香港の学生に世話になった。今度は俺が、海外からのお客様を助ける番だ。世の中は巡り巡る。情けは人のためならずってか。身に染みたよ。結局船橋まで慣れない英語で語り、握手をして別れた。彼は今何しているんだろうなあ。
と、こんないい話をしたところで、家に帰ったのだった。あとは結果が楽しみだ!

【おまけ】
俺が落選の結果を知ったのは、帰った翌日の昼のことだった(笑)

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