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【駒場祭前半戦(準備&1日目)】年2回の学祭のうち、駒場祭の特長はなんだろう。教養学部でやるフレッシュな祭りだというのが定説だが、5月祭でも1年は店を出すためあんまりフレッシュって感じはしない。それよりも、駒場で準備をするため、準備が手軽であるとともに運搬がいらない分大がかりなものができるというのが利点になるのではないだろうか。そもそも、生研はこっちでしか展示を出さないしねw 長編駒祭記の前篇、1日目までご覧いただこうか!










さあ、駒場祭の時期がやってきた。
この駒場祭はちょうど俺の執行代の最後の祭りであるから、思い切りこれに挑みかかったのである。(そのせいで学科の勉強があんまりできていないという弊害がある、せっかくの生物学科なのに(涙))
学科の1年はまた後で書くとして、駒場祭の特集をしよう!

【前々日まで】

俺は今回、生研と落研で出演することにした。あまりにこの2つで忙しいので今回はiGEMは辞退した。

・落研

今回は最後の執行代公演なので、大分気合が入る。
勿論落語は最大番数出ることになったし、新たな演目の挑戦の計画も立てた。

そういえば前回の秋風寄席(11月4日)では俺は本格的な演目「大工調べ」に挑んで成功させたのだった。
大工調べは非常に本格的な江戸っ子の荒くれ話であり、人情話を含みながら笑いのポイントもいくつもあるという中々おいしい話だ。
ところが、世の中はそんなにうまくはいかない。この話の中盤は滅茶苦茶難しい。なんと、2分間大声でまくしたて続けなければいけないシーンがあるのだ。“落語で一番長い啖呵”を含むのである。以下にそれを全部紹介してやろう!(笑)
※ここから※
何をぬかしやんでえ、この丸太ん坊!
てめえなんか目も鼻もねえ血も涙もねえのっぺらぼうだから丸太ん坊ってんだ、ふざけんじゃねえこの金かくし!
四角くてきたねえ野郎は金かくしってんだ!てめえなんぞ人間の皮をかぶった畜生だ!呆助、藤十郎、ちんけいとう、株っかじり、芋っぽりめ!てめえみてえな野郎に頭を下げるようなおあにいさんとはおあにいさんの出来が少しばかり違うんでえ!
下から出たらつけあがる?そりゃてめえのことじゃねえか!おう!ここで俺がてめえの元のことをすっぱ抜いてやったらてめえは赤くなったり青くなったりすんだろ!
何ぃ!?七面鳥じゃねえだと?おう、じゃ元のこと言ってやるよ!てめえは元はどこの馬の骨だか牛の骨だかわからない人間でえ!この町内流れてきやがって、寒空の下で洗いざらしの浴衣一枚でガタガタガタガタ震えてやがってよ!そしたらこの町内の人は幸いにお慈悲ぶけえや、2文3文の銭を恵んでもらったらそれを元手にあっちへふらふらこっちへふらふらしやがったこの付け奴!
「おい!元禄、手紙をあっちへもってけ!」「へえ、あっちへは持っていけません!」「どしてだ!」「あっちから風が吹いてくるから、あたしゃ風に向かっちゃ歩けねえんです、お腹が空いちゃって…」なんて言いやがって、風のまにまに手紙を運びやがったこの風吹き烏!
んで近所の人に冷や飯を恵んでもらったりパンの耳を恵んでもらったりして細く短く命を繋いだことを忘れやしめぇ!
てめえの運が向いたのは六兵衛の爺さんが死んだからじゃねえか!芋屋で番太郎をしていた六兵衛を忘れたとは言わせねえぞ、てめえの命の恩人だ!芋を恵んでくれたり羽織を恵んでくれたりした六兵衛の恩をてめえはあだで返しやがったんだ!そりゃそうだろ!そこのババアだ!おう、ばあさん、逃げるこたねえ、てめえのことも知ってんだよ!もとは六兵衛のかかあじゃねえか!あの当時は黒油つけやがったなまっちろいデブデブした嫌らしいババアだった!六兵衛がポックリと死んでそのババアが悲しみに暮れてるだけじゃねえ、人手も足んねえで困ってるところに取り入りやがって「やれお婆さん、薪を割りましょ、芋洗いましょ!」なんて言いやがってずるずるべったとうちに入り込んでババアとくっついた!なあ!
で、2人で爪に火ぃ灯すような生活をして稼いだわずかな金を貧乏人に高い利息で貸し付けて儲けやがって、てめえに泣かされた奴は何人いるか知れねえんだ本当に!
芋だってそうだ、先の六兵衛は近所でも評判の焼き芋屋だった!本場のいい芋を使ってやがった!それを厚っぺらく切って安く売る、薪も惜しまねえからふっくらとしてて旨かった、方々から黒山の人だかりができてたんだ!ガキなんてのは正直だ、芋屋を5軒も6軒も通り越して六兵衛の店に買いに来たんだ!てめえの時代になってからそんな黒山の人だかりになったことがあったか!どこのもんだかわからねえ場ちげえの芋を使いやがって薄く切りやがってよ、え?薪も惜しむから芋が生焼けでゴリゴリだ!そんな芋を食って腹下して死んだ奴は1人や2人じゃねえんだ、この人殺しぃ!ん畜生!
※ここまで※

これを、全部一気にまくしたてるのだ。計100回近く練習したかなw その甲斐あって秋風寄席までにはほとんど噛まずに言えるようになったのである。最早この啖呵を言っている間はキチガイである(笑)
この落語を秋風でやってかなり成功したので、駒祭にもこれをぶち込むことになった。

さらに、午前午後の連番で出ることになったので、連番の落語を仕込むことになった。昔から聞いていた「搗屋幸兵衛」→「小言幸兵衛」である。これも人情話だけにあんまり笑いをとれないかな…とも思ったが、客の笑いより俺の楽しみが優先だ!(←落研の恥さらしだろw)
あと一本はやり収めとして時そばを選択。まさか落研史上でも、出番すべて演目を変えたのは俺しかおるまいw

さらに、漫才も記念ということで増やす。
いつも通り、高校時代の相棒のバカと組んだ「ディープインパクト」、落研での相棒中ちゃんと組んだ「戎」、とともに、例のバカとはせけんとともにうちの学年の3バカが組んだトリオ漫才「ふっとさる」も結成!トリオ漫才は初めての試みなので、大丈夫かとも思ったが、バカが予想外におもしろい台本を書いてきたので安心した。やっぱりバカでもデキる奴、である(笑)

そんなこんなで、前々日近くまで落研の部室に行って練習しまくっていた。仕上がりとしては、
・落語…ほぼ全部完璧。特に大工調べは絶品(←自信過剰w)
・戎…ほぼ完璧。中ちゃんも俺もインテリなので覚えるのが早い(←オイw) 中ちゃんをしても俺の演技力には脱帽してくれたらしい、ありがてえことだ。
・ディープ…一応喋れるようになったが、相方のバカは台詞を忘れるので不安…。
・ふっとさる…一番不安。はせけん台詞覚えろ…。ただ、3人の掛け合いは確かに面白いと実感。
こんなんで、7つもの演目を覚えつつ本番へ。


・生研

どちらかと言えば俺はこの1年こっちにかけていたので、集大成として誰もやらないような展示をしてやろうと意気込んだ。
で、テーマを考えた。俺の目下のマイブームは系統分類学だ。理生で授業を受け、本も持っている。ならば!今までの水族館53館制覇の集大成を、分類学に絡めて展示してやろうじゃねえか!

ということで俺がたどりついたテーマが、
「水族館で分類する、水族館を分類する。」
という訳の分からんものである。
まず、「水族館で分類する」とは、俺が今まで水族館でとってきた数万枚の生物の写真の中から、良いものをえりすぐって展示するのだが、その生物たちを巨大系統樹で分類してやろうという試みだ。こっちは割合誰でも考え付くような展示だが、その規模を破格にしてやるのだ!
次に、「水族館を分類する」だが、これは今まで行った53館の水族館“自体”を系統分類に従って分類してやろうという試みだ。こんなの、誰も思いつかないだろうし、だれもやらないだろう。まさに、水族館マスターであり生物学をたしなむ俺だけができる唯一無二の展示なのである。
さあ、こんな規格外の展示を考え、落研の合間に写真を打ち出し、レイアウトも考えて本番を迎える。


【前日準備】

前日まで落研にかかりきったので、前日は生研にかかりっきりになる。
生研の展示室に行き、まずは机を整理するのだが、ここから俺の格闘が始まった。

まずは模造紙を張り出すのだが、これが予想外にでかい。
系統樹のアイディアは考えてあったが、書ききるまでに思い切り時間がかかる。
しかも、作業時間が7時まで!?聞いてねえぞ!

結局、マジックの有機溶媒臭と戦いながら7時まで作業しても終わらず、続きは翌日に。てか、絶対に狭い家じゃこの作業できねえなw
ちなみに、うちの展示室訪ねてきた中ちゃんと戎のネタ合わせ。完璧なのに訪ねてくるとか、ほんとに彼はマジメで助かる。爪の垢煎じてあのバカに飲ませたいぜw

家に帰ってもマジックと模造紙との格闘は続く。水族館リストを作り上げ、寝た。この疲労が翌日襲いかかって来ることに…。


【駒祭一日目!】

朝5時半起き。開成時代より少し早いだけだ!
朝飯を食って、8時に着くように出発。

生研の部屋には誰もいなかった。勢いで模造紙を仕上げる。
写真貼る糊を尽きさせつつも、何とかほぼ独力で完成!
貼り付けには下クラの2人の手を借りました。どうもありがとう!そして手数かけてスンマセン、さすがに1人じゃできなかったもんで…w

で、なんとか完成させるとともに、俺は落研へ出発。
この日は、「午前中落語→午後漫才×3→大喜利→落語」という怒涛の出演ラッシュなのだ!

まずは落語。この日は落語会のトリだった。慢性的に時間が余り、持ち時間が30分以上もあったので、大工調べの最長バージョンに挑んだ。
結果から言えば、俺の落語の中でも1,2を争う大成功!30分という長い噺ながら、お客様の笑いを随所でとる結果となった。2分の啖呵もほぼノーミスでまくし通り、啖呵の最後ではお客様に拍手を頂いた。この威勢の良さがまさに俺とマッチする話だった。俺の新たな十八番になるんじゃねえか?いささか長いが…。
慶應の俺の相棒も来てくれていた。どうもありがとさん!

さて、俺はいったん生研に戻り、その後漫才に備える。
ただ、異変が迫ってきた。頭痛と胃痛が同時に押し寄せ始めたのだ…。それでも休むわけにはいかない!ということで、漫才に突入。
結果は…
ディープインパクト史上まれにみる大スベり。てか、相方が台詞覚えてなさ過ぎてすっかりアドリブに。おい、バカ野郎!俺が滑るのは笑いの種だが、お前がスベったらどうしようもねえんだよ!叱ろうと思ったが、胃痛と頭痛のせいで断念。
…この時に頭痛も胃痛もピークに。おかげで少し早口になっちまった…。中ちゃんホントごめん!それでもディープより笑いが取れたのは、アイツの高性能なネタと俺の死力を尽くした演技のおかげだろう。
ふっとさる…不安だったが、なんとかはせけんがこなす。俺の大ボケと、はせけんのボケたツッコミが何ともマッチし、予想外の高評価に!ちなみに、バカはいつも通り迫力足らずw
結果的に出来はまあまあかな。

程なくして、俺はフレッシュ大喜利の助っ人に。どうせ俺の答えは2年目だろうが進歩してねえから俺は1年目の心も忘れていないので奴らとおなじフレッシュな答えを出せるだろう。
そして司会からは「お前、この中で最下位だからなw」という感想をいただきました!やったね!(笑)
漸く胃痛も直ってきたが、頭痛はまだ続く…。

最後は落語。時そばリベンジマッチ。本編はあまり落語の分かるお客様がいないので評判はまあまあかな。

本日の戦績…3勝1敗2分け。
(順に、大工調べ・ふっとさる・戎/ディープ/大喜利・時そば)
平日でお客様の入りが悪い割にこの出来は上々じゃないですかね?


で、生研にとんぼ返り。
平日だから人がいないのかと思ったら、結構お客さんは入っていたらしい。そして、俺の趣を凝らした系統樹が結構な人気だったらしい。展示の完成形を振り返ってみよう。
・水族館“で”分類する
俺の系統樹は、黒板一杯に張り出し、生物の分類群ごとに写真が載っている。しかも遊び心が随所にあり、たとえば系統樹の最後を椅子に結び付け、人が座れるようにして、「あなたも系統樹になってみよう!」という席を作った。巨大系統樹とともに写真に写って貰えるようにとの工夫だ。実際写真を撮ってくれる人がいてありがたかったw さらに、棘皮動物や軟体動物ではボックスの一部を机に伸ばし、そこに実物(ウニの骨格や貝殻)を置いて展示するという斬新な展示も作った。まさに計算しつくされた展示である。
・水族館“を”分類する
こっちは水族館の系統樹もさることながら、水族館紀行と水族館ガイドが大人気だった。冬春の「水族館紀行」と、駒特の「水族館ガイド」を冊子にしたら、それが評判に。
これ、Web上にあったらいいのに!という声も聞こえた。確かに!後でページ作ろうかな!洋、作り方教えて!(笑)


あと、下クラのコーンスープは一気に寒くなるこの時期には非常にありがたかった!ごちそうさんです!
去年の俺らの豚汁より手間かからんので、下はとことん頭いいなと思ったぜw

そんな感じで1日目を終えた。
2日目以降な長くなるし感動的なので別の記事に!
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コメント

 
さすがクラゲ様…
私も駒場祭行きたかったです笑
系統樹見たかったo(>ω<)o
私の相方はクラゲ様に会い損ねたようで少し残念です…
今回俺が作った系統樹はバカでかすぎるから解体しちまったけど、写真と資料がしっかり残っているから、もしうちに来てくれるなら読むことができるよ!…別に持ち出して読んでもらってもいいけどねw
最近の系統樹は動物門が30近くになり、更に前口動物の分類も充実してるから、無脊椎屋さんにはおもしろいと思うぜ!

相方さん残念だったな、せっかく俺が落研売り込むチャンスだったのに。お前さんから俺の代理で売りこんどいてな!(笑)

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